渋谷の道元坂。
東京にいる人なら、誰もが知ってる
ラブホテル街がある。
そして、そこに風俗店も多少あるが、これは、法の改正前に
設けられた既得権として存在してるもので、
今では、箱型（店舗型）は、新規で、つくれなくなっている。
そこで、ラブホテルをつかっての出張型というものが、
大半を占めているというのが現状なのだ。
（それが、ラブホテルの経営を助けることにも、なっている。）
歌舞伎町のＤＶＤと同様、取り締まった（法を厳しくした）が為に、
こんな形で、風俗店が、地下にもぐっていったのである。
箱型なら、変な客が来ても、従業員がいるので、
ある意味、安心だが、
ラブホテルとなると、密室でお客と女の子だけなので、
それは、それは、恐ろしい状況だと思われる。
道元坂を歩いてると、こーした女の子たちが、
お客が待つラブホテルの中へ、一人で消えていく姿は、
珍しくない光景である。

この間、Ｍ君と道元坂のある飲み屋で待ち合わせをしていたので、
ラブホテル街を抜けて、近道しようとしたときのこと。
あるラブホテルの前で、女の子が佇み、携帯電話をしていた。
「て、て、店長、む、む、無理です。」と、その女の子。つづけて、
「中に、入ったら、電気が消えていて、真っ暗なんです。
それで、お、奥の方に、サングラス掛けてる人が、座ってるですが、、、
わ、私、む、無理です。怖くて行けません。」

私は、心の中で、
「そんなの絶対無理だって、いーよ。いーよ。帰りな。
命あっての、、、」
と、私は、まるでその子の店の店長の気持ちになっていた。

しかし、法を厳しくしても、つくらせないようにしても、
闇に隠れてでも生き延びようとするこの現象。
厳しくする前より、恐ろしいことになってる
これって、本末転倒ですよね。

えっ、そう云うなら、みんなそんなエロッティをやめればいいんじゃないか！って。
そ、それは、私に死ねということですか？（←誰もそんなこと云ってましぇーん＞＜）