天使と悪魔
- カテゴリ:映画
- 2009/05/20 22:53:16
今年18作めの映画館鑑賞。
ダン・ブラウン著ロバート・ラングドン教授シリーズの同名小説の映画化第2弾。
私は少し退屈でしたが、みやすいエンターテイメントとしては、前作より面白いのかもしれないです。
原作の小説は、ロバート・ラングドン教授シリーズ第1作「天使と悪魔」の方が面白かったのですが、
映画は、前作の『ダ・ヴィンチ・コード』の方が面白かったです。
『ダ・ヴィンチ・コード』は原作を読んでいると、より楽しめると思いますが、
『天使と悪魔』は原作は読んでいない方が、いいような気がしました。
原作とは別モノ。
おかげで、前作の映画では気になった、ラングトン教授のイメージが違うという不満を感じなくてよかったです。
原作の「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」は同じパターンを踏みますが、
映画は、同じパターンにならないように、大きくアレンジされています。
原作の、考えこまれた設定や、ノンフィクションとフィクション混在する妙が、根こそぎ消失していて、
映画は、キャラクターの深みも謎解きの面白さもなく、背景も薄っぺらになっています。
タイムリミットが迫る緊迫感もないように思いましたが、
これはよりハラハラドキドキの原作を読んでいるせいかもしれません。
でも、シーンごとの緊張感と、心拍数が上がるサウンドで、スピード感があるような錯覚が起きるし、
全体のバランスもよく、最後はうまくまとめていて、なんだかすごい映画を観たような気分にさせられました。
なにより、”ようこそヴァチカンへ”という観光映像と、オーバースコアで壮大な音楽は、
映画館に観に来てよかった、と満足できるものでした。
サントラ、買います♪
ただ、キャスティングはいいと思うのに、原作のキャラクターが生かされていないので、
ユアン・マクレガーがもったいなくて、ちょっと残念です。
ユアン・マクレガーのカメルレンゴを想像しながら、小説を再読したくなりました。
★★☆【ANGELS & DEMONS】2009アメリカ
それで映画の雰囲気もガラリと変わってきますよね。
ロン・ハワード監督は、大きなテーマをざっくり描くような
イメージなんですが、原作と切り離して考えてみれば、
これはこれでおもしろいですよね♪^^
>伊勢うどんサマ 実際のヴァチカンがどうなのかはわかりませんが、
近代的なアーカイブと古い建造物の映像対比がよかったですねー。
>たんサマ アンビグラムは原作でもっと詳しくかっこよく書かれていて面白いですよ。
「イルミナティ・ダイヤモンド」は映像化ですごく見栄えがしそうなのに、
映画ではまとに出してもらえなくて、残念です。
>macoサマ 最初から映画を原作に忠実に作るのは無理だろうと考えてましたが、
アレンジ個所には、ええっ?でした。
私は『ダヴィンチ』もこの『天使と悪魔』も、原作読んで映画館に行ったのですが。。
『ダヴィンチ』は読んでないと分からないだろう、って強く感じました。
『天使と悪魔』は、映画を観に行く直前に再読したのですが、
再読したらこんなに初めて読んだときと感想が違うか、ってくらいいろいろ考えてしまいました。
小説に忠実に映画を作ると、逆に『はあ?』ってなりそうなすごすぎる話ですもんね、
『天使と悪魔』の原作は^^
というか、アンビグラムって文字が妙にかっこよかった。
(本編では飾り程度の扱いでしたけど)
僕もサントラ買うつもりです。
この作曲家大好きなんですよ。
と、初コメでした 失敬ー
猿にもわかるという感じで原作未読の自分にはよかったです。すごい映画を観たような気分になるのは
映画の美術がすばらしいからそう思うのではないのでしょうか?自分としてはアーカイブが一番驚きましたけどね
いきなり近代的なデザインになっているというすばらしさ
もう原作は完読しておりますので。。。(^▽^;A)
来週末に見に行く予定なのですが…
“別物”として楽しんで参りますね~(*^^)v
>ruruサマ 満足はしたけれど、映画自体はあまり面白くはなかったです・・・。
「ダ・ヴィンチ・コード」も面白かったので、この作品は僕も観てみたい作品です
面白かったみたいですね観るのが楽しみな作品です^^
原作読んでから行こうと決めたので、必死です (笑)
カメルレンゴ、現在頭の中で勝手にマクレガーに変換されてますが、
ラングトン教授はトム・ハンクスに変換できません (苦笑)
どうも、イメージが違うんですよね。どうしても・・・