Nicotto Town ニコッとタウン

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早朝に火事!


私の家は幹線道路に面しているわけではありませんが、
家からさほど遠くないところに小さな消防署があります。

ですから、救急車や消防車のサイレンをよく耳にします。
サイレンがこちらに近づいてきても、
いちいち驚いたりなんかしません。

近くの交差点を曲がって、
これから遠くの現場へ出動していくのであろうと、
いつも気にも止めずに過ごしています…。

安寿の心は、
サイレンがけたたましく鳴り響いても、
よく言えば、動じることのない平常心、
悪く言えば、危機意識がまったく乏しい無関心、
そういった心へ、条件反射の如く訓練され、慣らされ、
惰性に溺れきっていたのです。


今朝もそうでした。

早朝の布団の中、
寝惚けた頭に聞こえてくるサイレンの音。

  「はいはい、朝早くからの出動、ご苦労さまです。
   むにゃむにゃ…」

そして、いつのものように近くの交差点を曲がって、
サイレンの音は遠ざかっていくはず…

…なのに、交差点のところで、いつまでもゴタゴタしている。

外で誰かが、
  「その車、前に移動して! 前に!!」
と怒鳴っている。

  「…なんじゃいな…、
   …交差点で他の車と鉢合わせにでもなったのかいな」

布団の中から一歩も出ずに、
安寿は外の状況を思い巡らします。

  「はよ、交差点を曲がって、どこかに行っておくれ。
   私は、最低でもあと2時間は眠りたいのよ。」

だが、外の騒々しさはいつまで経っても収まる気配がなく…、
だからといって安寿も起きるつもりはない。  ☆\(ーーメ)


…と、その時です。

「安寿さん! 安寿さん! いる? 起きてる!?」と
近所のおばさんが玄関を叩く音。

  げげげげっ! やばい!!

慌てて、玄関を開けてみれば、
焚き火のけむりに捲かれたかのように、
すぐに目が痛くなり、辺り一面焦げ臭い。

家の前の通りは、すでに赤い塗装の大型車両で埋め尽くされ…、

近所だったんだ、火事!                ☆\(ーーメ)
どおりで消防車が走り去っていかないわけだ。  ☆\(ーーメ)

火元はどこじゃいな? 
ま、まさか、私の家…              
パソコンつけっぱなしで寝ちゃったから、
ひょっとしてパソコンが過熱して…      (^^; ☆\(ーーメ)

「おばさん、火事は何処!?」
「○×さんのところ、朝早いもんだから気がつくのが遅れて、
 消防車の出動も遅かったみたい」
「え? もうこんなに消防車がいるのに?」
「☆\(ーーメ)  そりゃ、あんたがいつまでものんきに寝ているから…」    

実にまったくその通り、 
返す言葉がございません

と思っていたら、
消防士の方も慌てていたせいか、
消火ホースを繋ぎ間違えたらしく、
消火栓を開いた途端、
私の家の前に停めていた化学消防車から、
消火用の泡立った水が溢れてきて、
あああ、
家の前が洗濯機の中のように
泡で埋め尽くされていくぅ~。


火元は私の家から4~5軒離れたところでした。
その家に住んでいたおばあさんが
家の中で倒れているのが発見されて、
どうも、この火事で亡くなったみたい(新聞情報)。

…面識はなかったんだけど、黙祷…


火事はほんの10分も経たない内に鎮火しましたが、
周囲は消防車両や野次馬が犇めいていて騒然としたまま。

そんな中、私は一人、家の中へと向かい、
  「さて、もう一度、寝直すか~」
と布団に潜り込んで、
二度寝を決め込むのでした。  ☆\(ーーメ)

そして…、
目覚まし時計をセットし忘れ、
あちゃ~、
遅刻してしまった… ☆\(ーーメ)

#日記広場:人生




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