激安デジタルの衝撃
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- 2009/05/18 22:43:47
日経ビジネスの特集です。
ソニーの32型液晶テレビと、ダイナコネクティブという会社の32型液晶テレビを比較していました。
前者は11万9,800円。 後者はイオンなどの限定販売で49,800円。
ダイナ社のテレビは韓国や中国で組み立てたもの。
あきらかにダイナ社のつくりのほうが安っぽい。しかし、
比較したテレビメーカー技術者のコメントは・・・
「解像度はソニーが上。しかし、一般の消費者には気にならない程度の差。
画質の差をどうこう言うレベルではない。」
うむむ、そうなのか。ほとんど差はないのか。
確かに、量販店のテレビはどれを見ても綺麗で、
私の目には良し悪しがわかりません。
別の記事では、パソコンやデジタルカメラでも
コモディティ化(日常品化・どのメーカーでも差がなくなること)が進み、
日本メーカーが苦境に立たされつつある現状について解説していました。
20万30万も出して今以上の高性能のパソコンやテレビを買おう、なんて人はもう少ないのかも。
これからは服や食器などと同様、デジタル家電も
安価な外国製が主流になるのでしょう。
いやいや、消費者としてはそれでいいんですけど、
日本としてはそれじゃ困ります。
日本の製造業が生き残るには、高付加価値化・高性能化で生き残るしかありません。
言い古されていることですけど、簡単なことではないです。
そもそも高性能が求められなくなってきたのだから・・・
日本のメーカーの一社員として、危機感を新たにした記事でした。
国産テレビの長持ちっぷりがとてもありがたいから、
高くても国産派かな σ(^^)
数年で壊れて買い換えるより、20年保ってくれた方がありがたい。
って、そこまでは無理かな(笑)
むかしのテレビなら 20年くらい保っちゃうのあったよね。
デザインは承知で買いますけど、
アフターサービスが不安だし、配線で無理してるので発火の危険性があります。
南の島で、家電を揃える時も、中国製や韓国製が多いのですが、
値段には、惹かれますが、よく見るとデザインとかがよくないんです。
使ってみても、やっぱり日本メーカーの方が、性能がいいですし、長持ちします。
島民も、日本製が1番だとわかっていますが、値段でそっち行ってしまいますね。
次のボーナスが買い替え時かな
イオンの49,800円は、魅力がありますが
あまりに安くて、なんか心配。
やはり、日本製を選んでおります。
日本のモノは性能がいいと思うんですよね。