旅行から20日ほど過ぎますと、記憶の中から、忘却にこぼれおちていきます。
それでは、
スペイン旅行の続きを、
グラナダの「マシア　レアル　デラ　アルハンブラ」ホテルに泊まりました。

旅行4日目、9月23日

モーニングコールは6：00
朝食は７：００～
ホテルのロビーに集合は７：４５
出発は7：45
グラナダ～ミハスまで１５２Kｍ

ミハスは到着10：00
アンダルシアのエッセンシャルといわれる「ミハス」
白壁の家並みが非常に美しく、写真スポットだらけでした。
ただし、観光ロバタクシーが走っていて、その馬糞に注意しないとまずいことになります。

アーモンドを油で揚げて、お菓子になっているのを売ってましたが、
3か所のおいしい売店を添乗員の木下さんが教えてくれました。
そのうち2か所で味見しました。
結局は土産に買いませんでしたが。1袋1ユーロ50セントでしたが。

そんなに広い村ではないので、観光スポットは、歩いて回りました。
当然買物の場所は、オリーブ石鹸の有名店他、ぶらぶらしました。
1時間ばかりで、11時15分にミハスをあとにしました。

ミハス出身の有名がいるんですが、誰かわかりますか。
さあ誰でしょう。
正解は、最後にあります。
そこから、セビリアに向かいました。
バスで230Km走ります。

途中、ジブラルタルが望める路を走ります。
ジブラルタルは、1704年以来イギリスの植民地。
スペインからすると面白くないのでイギリスに返せといってきたのですが、
植民地の人の投票で所属を決めることになって、投票が行われた結果、
なんと100％近くイギリス領のままがいいということになったそうです。
経済格差がイギリスを選択させたとのこと。
イギリスのダイアナ妃とフィリップ王子が結婚をして、地中海ハネムーンに出かけることを聞いた、スペインのカルロス国王は、ジブラルタルの問題から、結婚式に招待されたのですが、出席しなかったそうです。

海岸線の近くにマラガといった、有名な夏の避暑地の海水浴場があります。

なんとピカソはマラガ出身なんです。
生家は、アパートなんですね。
父親は、小学校の教師で、美術の絵画の先生だったんですね。
子供のピカソに英才教育をしようとして、2，3歳ごろから絵筆を持たせて、いろいろなものを描かせたんですね。
その絵が残っているんですが、「鳩」ですが、天才は、違うのですね。
そのころから、父親は、ピカソの天分に気がつくのです。
バルセロナに出て、やがて、パリに留学するのですね。
そのころのパリの流行は、印象派が主流を占めていたので、ピカソも、はじめは
モザンヌ、ゴーギャンのまねをして描くのですね。
「青の時代」と呼ばれる作品があり、そのころのピカソの心のありようを示していると言われています。
絵の素材には、底辺の人物を選んで描いています。
落ち着いてくると、恋愛に陥り、
「ピンクの時代」と言われる作品に変わってくるのですね。
作品にキュピリズムの傾向が出てくるのですね。
色彩感覚、人物の描写が、いろいろな角度から見たものを同じ絵の中で表現すると言った手法を取り入れ、作品に残しているのです。

ピカソは、生涯に7人の女性と結婚しているのですね。
オリビエ、オルガ、フランソアジロー、エヴァグリーン、ジャクリーヌ、
マリー（17才）、ドアラ、
凄い人生を送った天才画家ですね。

バスの中で退屈しないように、そういった説明がなされるのです。





12：30トイレ休憩。

セビリアにて昼食。
トルティーア（スペイン風オムレツ）と鶏の焼き物とシャーベット。
もちろん飲み物は赤ワイン。

食事を終えて、セビリアの観光。
カテドラル
ヒラルダの塔
スペイン広場
とまわる。カテドラルは、イスラム文化が繁栄したときに作られたもので、
それは見事なものでした。
スペイン最大の大聖堂で1248年に建立。
世界では、3番目とのこと。
1位イタリアのサンピエトロ寺院
2位イギリスのセントポール大聖堂
3位がスペインのカテドラル
他に、3位はミラノのドーモ
いや、フィレンツエのドーモ、スペインのメスキータ、スペインのトレドのトレド大聖堂
という人もあるとのこと。
とりあえず、カテドラルは世界の中で有数の大聖堂ということは間違いない。

ヒラルダの塔は98mの高さがあります。
ヒラリーはスペイン語で回ることを意味し、塔は風見鶏の役割を果たした。

途中アンダルシア地方は、ひまわり畑が広がっているのですが。
「ひまわり」は、スペイン語で「ヒラソル」という、「太陽と一緒に回る花」という意味があるのだそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ウオルトディズニー）