コンボイのお腹
- カテゴリ:30代以上
- 2011/10/15 23:37:30
仕事でワイオミング州に滞在していた頃の話。
ワイオミング州のララミーという街で
ロッキー山脈の麓にある小さい大学のある街。
街中にある安い宿に滞在して、そこから仲間と一緒に
50分ほどの仕事場まで毎日4WDの車で
ハイウェイを通勤していた。
冬になるととてつもない風が吹く。
そして雪が降る。車が路側帯に落ちたり吹きだまりに
落ちたりすると、他の車で引っ張り上げなければならない。
4WDの力を思い知った。2WDでは空転して脱出できない。
そして危険な日には2台以上で行動した。
街から少し離れると誰もいない原野。
1台ではまったら確実に死ぬとみんなで話していた。
気温は零下30度まで下がる。
暖房がんがんで寝る。
ある朝、同じ宿の人が暖房つけ忘れで凍死していた。
風が20m/s〜30m/s吹く中をハイウェイで運転していると
横風を受けて、ハンドルを40度くらい切った状態になる。
怖い。スピード緩めたくなる。
でも、後ろから全長20mくらいのコンボイが追っかけてくる。
こっちのほうが怖い。だから、アクセルを戻すわけにはいかない。
そして強風の吹いた朝のにはさらに壮絶な光景が見られる。
ハイウェイの脇にコンボイが腹を向けて転がっている。
大体、風の強くなった丘の上に1台、2台ずつ。横向きに。
強風が吹いているのに何故?他のコンボイが転がっているのを
見ているはずなのに何故?
やっぱりアメリカ人すごいな。と思う訳ですが、
その危険が自分自身の身に降り掛かってくるとは思っていなかった。
ー続く。ー
そうそう。あの痛くなるような。。。いや。痛い寒さです。
乾燥しているから、慣れてしまうと妙に心地よさも有るんです。
でも、懐かしいな。また行きたいです。
ウソのような話ですよね。
僕もある夜に酔っぱらって窓を開けっ放しにしてしたまま
寝てしまった事があり、
朝、布団の上に雪が積もっていた事が有りました。
その時はちょっと怖くなりました。
多分、凍死した人も酔っぱらっていたんでしょうね。普通気付きますよね。
その寒さは想像できます~
ウソのような話・・・・><
九州育ちには考えられない話ですね><