時々、出くわす公衆トイレでのこと。
トイレットペーパーが、紙巻器から20センチくらい垂下がって、
ペーパーの先端が、ギューって絞ったようになったまま、
ぷら～ん。と、してる風景。

前々から、これは、何じゃ！と、思ってた。

（出くわす頻度は、かなりひくく、割合とすれば、
年に１，２回あるかないかくらいなんだけど。）

で、私は、ずっと、これをこう解釈していた。
あまりの便意の力みに、手が藁をも掴む感じになって、
思わずトイレットペーパーの端をギュッと掴んだ結果なのかと、、、
しかし、冷静に考えると、
それでは、最後、拭かずじまいではないか？

なぜ、こんな激しい痕跡を残していくのか？
何かの暗号か！？
ま、まさかのダイイング・メッセージ！？（←それって、何死？）
あー、まったく、わからん！

が、この問題をあっさり解決してくれた人が現れた。
それは、私の髪を担当してる、かわいい美容師さんだった。

「あ、それ。紙を使用する際、両手でトイレットペーパーを持って、
引き千切ってるんですよ。私の知り合いに一人いて
おしえてもらったんです。」と、いう。
つまり、トイレという個室での行動は、
誰にも教わらないから、紙の独自の切り方が生まれ、
この世の中に、そういう切り方をする人がわずかにいるということなのだ。
両手で引き千切るので、ある程度の長さがいる。
伸ばして、引き千切った後の残りの本体の方は、
手で握られた跡がついて、ぷら～となる。
「あーー！まさに、それだ！」
と、私は、髪を切られながら、そう叫んだ。

しかし、人って個室の中では、何をやってるか、
実にわからないものだなぁ＾＾
これが、正しいって思いこんだら、
確かに、誰も訂正してくれないもんね＾＾
あーーこれで、事件は解決、解決。

その後、私が、トイレに行った後よりも、
爽快に美容室を出てきたことは、云うまでもない。