コロンビアでの黄金ウィーク
- カテゴリ:30代以上
- 2011/10/07 00:06:50
前のブログからの続きです。
カリを飛行機で逃避のために飛び立った僕は
首都ボゴタに到着しました。
事務所のおばちゃんが『ボゴタのスラムでは首狩りが行われている。ボゴタには近づくな。」とアドバイスしてくれたのを思い出します。
まぁ、空港でのトランジットだけだし。。。。
国内線から国際線のカウンターにいって
拙いスペイン語と英語で無事、チェックインできました。
ところが、荷物検査を終えて出国審査に行くと。。。。
「お前のVISAでは出国できない。帰れ。」と言われた。
え、なぜ?と確認するとビジネスVISAをとったばかりに
身元引受元の会社が必要。僕はそれを米国人のプロジェクトマネージャー
にサインしてもらったのだけれど、日本の会社でないとおかしい。
ということらしい。
10分ほど交渉して、入国管理局に行けと強硬に言われて
「こりゃ無理だ。」とあきらめました。(交渉力も語学力も不足。)
従って、首切りボゴタで一泊決定。
タクシーで空港から市内に向かう。
早速、タクシーでぼられる。
1500円くらいだけど、コロンビアの物価からいって確実におかしい。
(後で確認したところ、やっぱり高すぎ。普通は300円くらい)
びびっているので、揉めないようにと、とにかく、そのまま払う。
ホテルは空港で拾ったガイドブックに一番上に乗っていたところにした。
とりあえず一泊。どきどき。
翌日、入国管理局に向かい、手続きをした。
グループ会社の事務所や日本大使館を廻り
念書をもらい書類は完了。
最後に入国管理局に戻り書類を提出したら
10日間くらいかかると聞き絶句した。
会社に報告したらホテルを絶対に出るな。と言われた。
が、気持ちを切り替えて10日間の休暇を積極的に楽しむ事とした。
早速、市内を歩き回る。
各交差点には自動小銃を持った兵士が立っている。
本当に交差点毎に立っている。
コロンビアはエメラルドと黄金の国でもある。
市内には銀行が設立した黄金博物館や古代の博物館があり
古代文明の黄金の仮面や細かな細工のされたネックレスなどが
展示されている。じっくり堪能した。
また近代美術館も充実しており、
ミューシャの展覧会などをやっていて、なかなか楽しめた。
コロンビアの若手の芸術家の作品も前衛的だが
親しみの持てる印象だった。
レストランも高級から安いとこまでいろいろ行ってみた。
高級なところは高いだけあって美味しかったが、
ドレスコードを無視して一人でジーパンで行ったので
場違いだった。でもウェイターは優しかった。
安いところも、まずいところ=失敗したことは無かった。
といっても街の食堂レベルまでしか行かなかったけれど。
(スラムの屋台もあり。)
スラムはやっぱり怖くて近づかなかった。
日本人関係者から聞いたところでは、もちろん正解。
他にも日本人のバックパッカーに出会ったり、タクシーの運ちゃん
と仲良くなったり、高級ホテルに移ったりといろいろあった。
でも、最も印象的だったのは銀行。
ある日、銀行に現金を下ろしに行った。
銀行のドアが開かない。
がたがたやっても開かない。
中にはお客もいる。なのに鍵がかけられているらしい。
何故だろう。と考えていると、中から「どけ!」の声。
少し離れると、中からショットガンを持った警備員が現れ、ドアを開けた。
そして外に出てきてショットガンを水平に向け、ぐるっと180度廻した。
当然、銃口は僕の方にも向いた。
そして後ろから現金の入った袋を抱えた男が現れ、車に向かって歩いていった。
警備員はその後ろにつきながら、油断のない視線をあらゆる方向に向け、ショットガンを構えながら歩いている。
そして車に着くともう一度ぐるっとショットガンを廻した。
また、銃口が僕の方に向いた。
車のドアを閉め、車で彼らは去った。
銃口を自分に向けられるという経験は初めてだったし、カルチャーショックだった。そういう国にいるという事を思い知らされた。
自分の国のスタンダードを「普通」と思わない感覚は
この頃から生まれたのかもしれない。
卒業旅行は是非、海外に!
行けるときに行っておいた方がいいですよ。
日本とは少し違うし、置き引きとかには、気をつけておかないといけないけど
普通の外国ならば、視野も広がるし価値観も変わっていいですよ。
あくまでも、南米の一部とかコロンビアとかパキスタンは特殊地域ですから。。。
イギリス行きます!絶対!
一度、行った事有るんですが、13−14年前だったのでロンドンもそんなに景気よくなかったですね。
コッツウェルズの小さな村巡りとか古道具屋めぐりが楽しかったです。
リンツさんいいなー。そんなところで生活なんて。。。
銃口向けられるとなったら恐ろしいでしょうねぇ(((;゜A゜)))
卒業旅行で初海外を…と考えていたのですが…
やっぱり予備知識はすごく大切ですね!(;´▽`)
ナメてたなー…と思い知らされました;><(笑)
でもブラジル人の友人にロンドンはリオデジャネイロよりも麻薬が出回っているって聞きましたよ。
ナイトクラブとかでの話ですけど。。
リオでは富裕層がすむところは、意外と安全だそうです。英国はその点どこも安全ではないかも。
でも田舎はいいですよ。
今日も栗をたくさん拾いました(笑)。
自分と雰囲気の似ている人か。。。興味有りますね。
でも、自分と似ている人って、なんか自分の悪いところを
コピーしているようでちょっと変な気分ですね。
その人、クドくないですか。
その人、だじゃれ つまんなくないですか?
僕は射撃はした事有りません。銃器にはさわった事有るけれど。
射撃には興味有ります。もちろん人は撃ちたくないけど文明を
変えた利器の力を体験してみたい。
そういえば、アメリカのスーパーマーケットに弾薬が山と積まれているのを見て
びっくりした想い出が有ります。
あのね、20代前半だけど、凄くてらちゃんに雰囲気の似てる人がいるよww
てらちゃんと話しが合うんじゃないかな~ww
いや似過ぎてるとかえって喧嘩とかしちゃうのかな?(。・w・。) ププッ
関係ない話し、d(>∇<;)ゆるちて♪
それを向けられたらって思うだけでぞっとします・・・><
よかったですね><
打たれなくて・・・・><
きっと私だったら気絶してたかも・・・・><
住めば都です。どこの国デモ。。
ヨーロッパの国とか安全ですよ。イギリスとかだったら夜中でも大丈夫。
あとシンガポールの治安がいいですね。
それにしても、どこの国に行っても、その土地のビールが美味しいのは何故なんでしょうか。
想像で、日本の安全が10としたら、
海外の一番安全な国で4ぐらいの感覚でいます。
でもきっと「住めば都」、なんでしょうね。
昔の名言は的える言葉ばかりです...。
コロンビアはいいところですって。。
危険だから気をつけないといけないだけです。
僕もこうやって生きて帰ってきているんですし。。。
そうそう、りんごさんは海外はどこ行ってみたいですか。
僕は今、イギリスを狙っています。
まだまだです。僕の経験した怖い体験は他にも有りますよ。。。
人生、いろいろあるもんです。
そうですよね。日本が平和なのも一時的なことかも知れませんよね。
沖縄戦とか原爆とか空襲とか戦国時代とか考えるとね。
多分、世の中にはもっとすごい人達が沢山いる。。。っていうのも分かっていて
コロンビアで会ったバックパッカーの人は、中学生の頃にニカラグアにいったら、
内戦が始まっちゃって、曳光弾が夜空を飛び交っていた。。なんて話を聞いた事を
思い出しました。
あしあとごめんね。iPhoneで見に行っている時とか
ついつい入力が面倒でコメントしていかないんだよね。
ブログ面白いからしっかり読んでいます。
コメント残すようにしますね。
殺人、多そうでした。
歩いているだけで街がぴりぴりしている雰囲気が伝わってきました。
1時間に一人くらい殺されているらしいです。
後ろを気にしながら街の中を歩き回っていました。
教会もあっていい街なんです。市内は。。。
でも警官のいないところは近づかないようにしていました。
友達(協力隊でコロンビアに2年いた)に誘われたとき、
遊びに行かなくてよかったとしみじみと思いました。
超怖いんですけど~・・・・ToT
平和な日本で良かった。(今のところは)
凄い体験をされたのですね・・・
内容が壮絶過ぎて感覚がついていけてない^^;
出国できないとか
10日間・・とか・・
なのにすっかり楽しんじゃうとこなんかも
すごい~~~
と、あとね、足跡も嬉しいけど
コメよかったら遠慮なくくださいねw
あ、強制はしませんが、なんとな~く一言書いとこうかな・・と(*´∀`*)
正にそれを地で行くような体験ですね。
ショットガンが日常生活に溶け込んでるんですね。