坂東玉三郎特別舞踊公演
- カテゴリ:日記
- 2011/10/06 23:05:15
お正月以来、久方振りに歌舞伎に行ってきました!
(今回は正確には舞踊ですが歌舞伎の演目にもなってるし・・・)
演目は「傾城-吉原絵巻」「藤娘」「楊貴妃」の3本ですべて初見。
アハハ、歌舞伎好きと言いながら藤娘が初見とは (^_^;)
因みに「道成寺」もまだなんですけどね。
舞踊物を避けてた時期が長かったもので・・・って、そんな言い訳誰も聞いて
ませんよね。
話しを元に戻しましょう。
吉原絵巻は間夫(恋人)への恋心を春夏秋冬の風情を織り交ぜて踊るもの。
出の鳳凰と牡丹の豪奢な打掛の美しいこと!最後の雪景色の打掛も
渋くてステキ。華やかで良いけど、傾城物はやはりお芝居の方がいいかな。
お目当ての藤娘も良かったです。
大きな藤の木に藤の花が咲き乱れる華やかな舞台に、黒地に藤の柄の着物、
黒塗笠をかぶって藤の花房を担いだ藤の精。絵のようですわ~♡
都合3回衣装が変わる(4種類)のですが、2回目の直後に舞台の上手、下手、
中央で挨拶をする姿が何とも可愛らしい。まったく、玉様おいくつでしたっけ?!
それと、今回はお囃子が素晴らしかった!2回目だったか3回目だったかの
衣装替えの間の演奏は必見ならぬ必聴(?)です。
最後は楊貴妃。
ほとんど頭全体を覆うキンキラキンの髪飾りに、衣装は淡いクリーム色に金糸
の刺繍に、これまたキンキラキンがちりばめられた襦裙(だと思う)が
まぶしいっ!
普通あれほどキンキラキンにしたら下品になりそうなものを、玉三郎様が
手がけると実に上品に仕上がるから不思議です。
冥界にいる楊貴妃の元に玄宗皇帝からの手紙を携えた方士が訪ねてきて、
貴妃が思い出と恋しさに舞い、最後にかんざしを方士に渡して去るという
ストーリーを正に幻想的に表現していて、今回イチ押しの1本でした。
どうしてあんなに優雅に、雲の上で舞ってでもいるかのように踊れるのでしょうね?
夢のように美しいとはこのことですと言っても過言じゃないでしょう。
当然拍手は鳴りやまず、カーテンコール3回でした。
若い頃は歌舞伎でもコンサートでも大好きだった故アントニオ・ガデス
舞踊団の公演でも、一緒に行くお友達は結構いたんですけどねぇ。
年齢と共に家庭や仕事の関係で都合がつかなくなったり、疎遠になったり・・・。
歌舞伎を見に行ってもお1人様の中高年女性の多いこと!
私も最近は1人で行くこともあります。意外と楽しめちゃうもんですよね。
玉様情報は天仙さんに聞け!ですか? (^_^;)
いやいや、私は一介のファンですよ。
たまたま初めて見た歌舞伎が先代勘三郎さんと玉様の浮舟で、この時玉様の
美しさに魅了され、TTコンビと言われた孝夫様(現仁左様)と演じた桜姫が
ダメ押しの決定打!
中村屋一門も音羽屋もいいけど、女形なら玉様、立役なら仁左様が一番
わくわくするんです♡ 惚れ惚れする上手さと美しさ。毎回うっとりです (*^_^*)
実家は札幌ですので母には口チャック(*^m^*)
若かりし頃のように、行きたいけど行く相手が居ないので・・・って諦めている歳じゃない!と
気づいてからは、コンサート以外は一人で行けるようになりました(。◠‿◠。)
今回のチケットは一般会員の初日エントリーで、昼公演の一番良いお席を選びました。
夜更かしが功を奏したかもしれませんね(≧∀≦)σ
今年の2公演では玉様ならではの魅力を満喫できましたし、今回の舞踊は
共演者との比較なくお身丈がプラスの一人舞台でしたね(◕‿◕✿)
玉様情報は天仙さんに聞け!ですね(^o^)丿
すっかり勘違いしていて、楽日の今日行かれるものと思い込んで
おりました (^_^;)
お母様に内緒ということはお一人で?お友達と?
私は母とです。最近は色々と事情があって旅行に連れていけないの
でせめて歌舞伎ぐらいは、と親孝行も兼ねてです。
歌舞伎好きな友達がいないっていうのもあるんですけど・・・ (笑)
確かに、舞踊のみの公演はちょっと物足りないですよね。時間的にも
正味1時間半しかないし。でもお1人で舞台に出ずっぱりで、幕間の
休憩時間も化粧直しと衣装替えで動きっぱなしでしょうからあれが
限界でしょうね。
ねっ、ね、藤娘のお囃子良かったでしょう?義太夫、常盤津、清元の
区別もつかない私でも「うわぁ~、凄い!すてき~♡」って思ったぐらい
ですから (^^)v ・・・?
お正月の日生は・・・、どうしようかな?
玉様は見たいけど、国立や浅草に比べると高いし、演目がぁ・・・。
女庭訓の苧環と御殿なんですよね。お話の内容があんまり好きじゃ
ないんです。随分前に観たのは団十郎と誰だったけ?と調べて
みたら28年前に玉様のお三輪で観てました~。
女庭訓でも吉野川だったら何が何でも行くんだけど・・・。
他の劇場の演目が出揃うまで様子見です。
歌舞伎は滅多に行かないのですがあの独特の雰囲気 良いですね!
勿論舞踊公演は初めて!子供の頃習っていたと言う母には観たかっただろうから内緒(≧∀≦)σ
はっきり言って物足りなかったです!もっと観たいの八文目。
ただ玉様の年齢など鑑みると、あの舞台にお立ちになる迄も含めた公演。その価値はあったかと。
美しさは勿論、あのしなやかさにはため息と自戒の念(体硬過ぎなんです~)。
イナバウワはお見事でした(。◠‿◠。)
仰る通りお囃子聴き惚れましたね~ お琴も素晴らしかった!胡弓より二胡の方が良かったなぁ~
今回発売初日にエントリーしたのでE列14番と良いお席でした♪
次はお正月公演とか・・・。今年2本観させて頂いたので満足満足!
天仙さんのupを楽しみにしてます(*^m^*)
私のお次は新歌舞伎座辺りになるかなぁ~^^;
楊貴妃は玉三郎様が作り上げたと言っても過言ではない、玉様の
代表作の1つです。平成3年の初演ももちろん玉様。
そんなこともあって案外公演回数は多いんですけど、見る機会となると
なかなか・・・。
因みにビデオは販売されています。YouTubeには英語の解説付きが
アップされているようです。
歌舞伎は一回しか観に行ったことありませんが、
「楊貴妃」が観たくなりました~まあチケットゲットが難しいでしょうね。
歌舞伎座が復活しても3ヶ月ぐらいはチケット取れないんじゃないかと
思いますよ。さよなら公演の時も大変でしたから。
歌舞伎会の平会員は一般前売りの前日から買えるんですが、更にその
前、2日前に買えるゴールド会員さんや特別会員さんにほとんど押さえら
れてましたからねぇ (^_^;)
役者さんの後援会の方はもっと大変だったという話もあるし、幕見に至って
は徹夜で並んだとか・・・。
今はかなり取りやすくなりましたが、幕見のできる劇場が皆無ってところがねぇ・・・
何の本借りたの?
私が代わりに返してきましょうか? (笑)
学生の頃,講義の一環で初めて歌舞伎座に行き,歌舞伎役者の衣装の豪華さに息をのんだのが昨日のことのように思い出されます。
それから思いつくと,幕見をたまに行ったくらいかな。
久しぶりに行きたくなりましたが,新しい歌舞伎座ができるまで待とうという気もするな〜。
僕も顔出さないと。借りた本も未だ返してないし。
近々、お邪魔してみますね