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シン・ドラマ汁


ドラマ【神様の女房】

新番組 神様の女房
NHK 土曜夜9時
【あらすじ】淡路島で運送業を営む井植清太郎の次女・むめのに、知り合いの亀山を通して縁談が持ち込まれた。相手は亀山の妻の弟で、電気工の松下幸之助清太郎幸之助が姉以外に身寄りもなく、貧しいのが気に入らなかったが、むめのは乗り気で、大阪の芝居小屋の前で見合いをすることになる。見合いの場で、清太郎はひょろひょろした幸之助の外見も気に入らず、挨拶だけして帰ってしまうが、後で結婚を申し込まれる。清太郎は反対するが、むめのは身寄りのない気楽さが気に入り、財産を一から夫婦で築いていく決心をして、幸之助に嫁ぐと決める。

【感想】3回しかないので、新番組と言えるかどうか微妙ですが。ゲゲゲと同じで、後に大成功するとわかっている苦労人の妻を主人公とした伝記ですな。原作はあるようで、いろいろ脚色はされてるんでしょうが。今のところまだ20代前半で、アラフォーの2人が演じてるのを見るのは、ちとつらいものがありますがw 2人とも年より若く見えるので、まぁギリギリOK? 2人よりも、今回はあまり出番がありませんでしたが、次回からがっつり出そうなエグザイルのマツがすごく気になって気になって…。というのも、あのチップチョップのCMが頭から離れないからです…。しかも公式サイトを見たら、マツは後々の三洋電機社長になるらしいじゃないですか。なんかすごいなぁ。ゲゲゲの成功譚もすごかったけど、今やパナソニックは日本を代表する家電メーカーですからね。成功の桁が違うわ。で、内容ですが、初回まぁまぁ面白かったです。夫が貧しいと知っていて嫁いだので、どんな苦労が降りかかっても、嫌な顔ひとつせず、何とかやりくりしようとするむめのが健気でいいですね。こういうのを本当の大和撫子って言うんでしょうな。最後には初めてケンカをしてしまいましたが、これも夫が電工を諦めようとしていたからであって、決して夫が失職して貧乏に苦しむハメになるからではないんですよね。一方の幸之助は、この時代のぶっきらぼうでプライドが高く、感情表現の下手な日本男児を代表するような性格。関西人なのにユーモアもまったくなし。しかも結婚して早々に妻に「相手は誰でもよかった」なんて言っちゃうような無神経な男。私ならとても一緒にやってけそうにないわw ケンカして叩かれたら三倍返しするなw だけど、見合い結婚が普通だった当時、結婚てのは女にとってまさに永久就職。恋愛結婚とは違い、相手のことを少しずつ知っていき、それを許容していくのが当時の結婚なんですよね。つまり、0からスタートしていくわけで。恋愛結婚の場合、100くらいからスタートするとして、それを増やしていくのはもちろん維持するのも大変で、下手するとすぐ減っていっちゃって、0でリコーンてことになるんだよなぁ。離婚率ってのは恋愛結婚率と比例してるような気がする昨今。実際はどうなんでしょうね。




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