ドラマ【工藤新一への挑戦状】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/09/30 17:17:59
工藤新一への挑戦状 最終回
日テレ 木曜夜11時58分~
【あらすじ】自分たちを白い部屋に閉じ込めた犯人が蘭だとわかった瞬間、新一と蘭の間は透明な壁で阻まれ、白いガスのようなものが部屋に充満し、2人は気を失ってしまう。次に新一が気づいた時、海の近くに倒れており、周囲は佐藤や高木ら警察官が捜査中だった。蘭も近くに倒れていたが、監察医の平田は蘭がすでに死亡していると言い、蘭の体は警察の安置所に搬送されてしまう。新一は重要参考人として、事情聴取のため警察に連行された。【感想】出落ちです野村さん。今回他に目立ったゲストもおらず、明らかに彼が犯人だというのは、最初からわかりましたねw 今回ばかりは推理も何もなく、いかにして犯人の尻尾をつかむかがテーマでした。盗聴器を逆手に取る方法はテレビドラマではやりつくされていることなので、まぁ普通かなと思いましたが、それ以外がおかしいとこだらけで、さすがにあの2時間SPドラマを作ったスタッフだなと、改めて思い知らされました。まず、気を失っている新一が、すでに本庁の刑事が捜査を始めている段階なのに、そのまま発見された場所に転がされていたこと。死亡していないのに意識がない場合、まず救急車で病院に運ぶでしょう。もちろん容疑者ですからちゃんと警官がついて行くでしょうけどね。あんな転がしたままとかありえないですw あと、急速冷凍って…。100歩譲って人間を仮死状態にして冷凍できる技術を彼が持っていたとしましょう。しかし蘭が運ばれる時、下が濡れてたということでしたが、もう溶け始めてたってことですよねw しかも平田は温度調整が難しいと言いつつ、なんか普通のベッドに寝かしてましたよね。どう見ても数時間は温度調整してない状態に置かれてたと思うんですが。それと、あの非常にわかりやすいスイッチを押すと、一体どうなるんだったんでしょう…。また、一介の監察医が、あんな凝った仕掛けの白い部屋や、人間1人を急速冷凍するような装置を、どうやって手に入れたんでしょう。まぁ普通に冷凍するだけなら、遠洋漁業用の冷凍庫を買えばいいのか。妃弁護士を誘拐して船に乗せてたって言うから、船ごと買ったのかな。だとしたら、あの白い部屋は船の中にあった? すごいモチベーションだな。あと、今期バチスタやブルドクターで学んだことですが、監察医ってつまり、法医学者ですよね。法医学者って医療の世界ではあまり身分が高くないので、1回やそこら検死を間違えたからといって、一生を棒に振るほどの挫折はしないと思うんですがねぇ。死亡診断書を書き換えておしまい、じゃないのかなぁ。いやぁ、最後にすごいものを見せてもらったなぁ。それから、蘭の携帯に電話がかかってきた時、「真犯人」と表示されたのは笑いましたw それと、小五郎のおっちゃんが蘭が死んだことを悲しむシーン、目を赤くしてて、やっぱり役者だなぁと思いました。さて、この枠ではもう来週から次のドラマが始まります。深夜なので特番とかないんだね。次のは面白いかなぁ…。