ヘタリア オリジナル小説 5
- カテゴリ:自作小説
- 2011/09/27 22:46:34
『神の宝』
日本「え・・・女の子??」
日本、イタリアの前には少し白みかかったロングストレートの女性が立っていた。
顔は至って整っており、美人と言える顔立ちだ。
立ち姿もすらっとしている。
金色の瞳にはしっかりとイタリアたちを見据えていた。
白い肌に見たことのない民族衣装を着ている女性にすっかり見ほれてしまう。
イタリア「ヴぇ・・・・」
日本「イタリア・・・君?」
イタリア「き・・・・・・・君!!!!!!!俺とシエスタしない?」
日本「はい!?」
女性を目の前にして数時間。沈黙を破った言葉だった。
日本は呆れる間もなくすぐさま言い返す。
日本「ちょ・・・イタリア君!!何いきなりナンパしてるんですかぁ!!止めてくださいよ!!!」
イタリア「ヴぇ~だって可愛いんだもん!!!」
日本「いえ・・・ですから、そういう問題ではなくてですねぇ・・・・」
女性「貴方たち・・・・」
言い争っている二人の耳に入ってきた声。
それは女性のもので、その声が響いた瞬間、空気が透き通ったような気がした。
女性「貴方たち・・・ここに何しにきたの?」
日本「えぇとぉ・・・それは・・・:
イタリア「ヴぇ!!宝探しだよ!!!」
女性「宝?」
日本「え・・・えぇ・・・」
女性は暫く何かを考えるように黙り込む。
女性「そう・・・・。でもその宝は諦めて」
イタリア「ヴぇ?」
女性「この島の言い伝え・・・無闇に神の宝に触れし者は災いを振りまく・・・・ってね・・・」
日本「災い?神の宝???それは一体・・・」
ビュオン
急な強風が吹き荒れる。
イタリア「ヴぇ!?」
日本「な!?」
あまりの強風に目が開けられず、暫く目を閉じる。そして次に目を開くと、先程まで目の前に立っていた女性の姿が、忽然と消えていた。
イタリア「ヴぇ!?女の子は!??!」
日本「き、消えた!?まさか・・・あの一瞬で?」
イタリア「ヴぇ・・・どこに行っちゃったんだろう??」
日本「イタリア君!!急いでドイツさんのところに戻りましょう。」
イタリア「ヴぇ??」
日本「今回の件・・・もしかすると、私たちが考えている以上に厄介かもしれませんよ・・・」
イタリア「ヴぇ?それどういう意味???って・・・まってよ日本!!!」
二人は走り出した。



























ちなみに眉毛・・・じゃなくてイギリス・・・じゃなくて
紳士がキャラの中で一番好きですね。
あ、サークルからでしたノノ