マンガの話でもしましょうかね。

オイラが小学生の時に『ぶるうピーター』という漫画にほれ込みました。
相当昔の作品ですので、作品についてアレコレいうつもりはありません。
ちなみに連載は少年チャンピオンでした。

この作品の作者が『小山田いく』という人で、軽井沢シンドロームの作者、たがみよしひさの実兄です。
あれ？軽井沢シンドロームも知らない？
実際、めっさ古い作品だもんなぁ。でもＯＶＡにもなったんだよ？それなりに人気あったんだけどな。
って、軽シンの話はどうでもいいです。

話を小山田いくに戻しましょう。
作品を知った当時、ぶるうピーターが３巻まで出ていたのですが、速攻で小遣いをはたいて買い揃えました。その後、連載が２年弱続き、全８巻で完結しました。

でね、その小山田いくという漫画家にほれ込みましてね。
実は、小山田いく作品としてはぶるうピーターは連載2作品目でした。
その前に『すくらっぷ・ブック』全１１巻が出版されてましてね。
中身もよく知らないのに全部一気にそろえました。（いえ、とても面白いですよ）
ぶるうピーターが週刊誌で連載されていると同時に月刊誌で『星のローカス』という作品も連載されていました（全５巻）。
これまた、中身もよく確めずに買い揃えました。（いえ、これ一番好きな作品かもしれません）
その後、ウッド・ノート、マリオネット師、きみはノルン・・・・と小山田作品を買い続けることになります。

何が言いたいのかと申しますと、オイラは・・・いえ一般的に、普通は作品の中身をそれなりに見てから単行本とか買うじゃないですか。
当時小学生～中学生です。お小遣いも多くない中で、中身を知らずに買うなんて結構冒険ですよね。

でも、当時のオイラは熱病がかかったように小山田いく作品を買いましたね。すごい情熱だ。
ですから、今でも大好きな作品で他の漫画等は売っぱらう事はできても、小山田作品だけは手放す事はできません。
後にも先にも、ここまでほれ込む人は出てこないだろうなって思っていました。

が、
いや～、まいったまいった。
久しぶりに、中身を知らないのに作者の名前だけで漫画を買ってしまいましたよ。

作品の名前は『サーバント×サービス』、作者の名前は高津カリノです。
この高津さん、WORKING!!という漫画を、現在ヤングガンガンで連載中です。この作品は去年アニメ化しましてね、この１０月から第二期のアニメも始まります。
WORKINGそのものも面白い漫画です。でも、オイラはあまり読んでいません。

では、何で知ったのかと申しますと、実はインターネットで知りました。
この高津さん、がはこという名前でうろんなぺーじというＨＰをもっていまして、そこで漫画を掲載しています。
その漫画がめちゃめちゃ面白いです。
なに？このクオリティの高さ！！って随分前から思ってたら、案の定 雑誌で連載が始まりましたからね。当時は『高津カリノ』って名前にびっくりしたものです。
え？『がはこ』さんじゃないの？って。

で、この前東京→大阪の新幹線に乗る前に品川駅で本屋にぷらぷら～っと寄ったら、がはこ・・・じゃない高津カリノの知らない漫画の単行本が山積みされていましてね。
『なに？これ・・・知らないわ～～』
と手に取りまして、気がついたらお金払ってました。

中身ですか？
いや、面白かったですよ。
え？それ以外の感想？
だから、オイラは読書感想文は苦手だって言ったじゃん。

興味のある方は、ご自分でお買いになるか、ウチまで読みに来てください。
うまい棒（めんたい味）の１０本で手を打ちましょう。