Nicotto Town


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「優しい煉獄」


「星海の紋章」シリーズ
これで、一躍人気作家になった森岡浩之氏の連作短編。
バーチャルリアリティ…仮想空間物になるんだろうけど。
設定に一ひねりある。
ここの空間に生活しているのは
・・・現実で死んだ人間の生前の記憶を、仮想世界の人格として保持共有している世界。

文字通り、、ほんとにできた死後の世界なのだ^^;

この仮想人格とその仮想世界は、お金が続く限り保持される。
現実世界のお金の切れ目が、命の切れ目。
かなりシビアな仮想世界だ。
1980年代の東京をモデルにしたような都市で、私立探偵を営む主人公。
その彼が、いろんな依頼を受け活躍(?)して事件を解決していくスタイル。
ある日突然、「珈琲がさめる」ようになったり。
「殴られたら痛い」と感じるようbになったり。
仮想世界のサービスがよくなって、さらに現実感が伴うようになる。
すると、そこの生活が不便になっていくのが笑える。

午後の紅茶を飲みながら、面白くてやがて悲しき…のような作品だった。


本日再読したんで、某所で書いたレビューを少々改定^^

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2011/09/28 19:57
らてぃあさま
読みやすいお話ですよ~、面白いし♪

ケイさま
これは、やり方しだいでどこまでも続きそう。
秋の夜長、読みたい本がありすぎます。

セレイユさま
滞在費は、遺族が「供養」として払ったり。
本人が「生前」に払い込んだりしてます。
主人公は、死んでからも「探偵」として稼いでるようです^^;

かおりんさま
読書の秋は毎年のことですが。
最近、視力がめっきりおちて、読む速度が落ちました。
その分、なかなか新しい本に挑戦しにくくなりましたね。
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2011/09/28 07:16
読書の秋を満喫されていますね。

私も読書をしようと・・・思ってはいるのですが、最近はインターネットゲームにはまっています。
小説って読み始めると、続きが気になって1度読んだ本でもまた違った視点で見る事が
出来るからすごいですよねぇ!!

またいい読書の情報があれば、ぜひ教えて下さいね。
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2011/09/26 19:42
読んでないのでちょっと不思議なんだけど、現実では死んでるってことは
「滞在費」は誰が払ってるんだろう?生前にまとめ払いしておくのかな?
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2011/09/26 00:28
読書の秋ですね^^
シビアな設定ですね。少し聞いただけで、ラストがどうなるのか気になる…。
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2011/09/25 22:53
面白そう。機械あれば読んでみます。



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