Nicotto Town



「お伊勢参り」珍道中の続き

新千歳空港について、すぐに計画の変更を余儀なくされる。

何と名古屋行きの飛行機が10分の遅れ。

セントレアの国内線降り場から高速艇乗り場まで直線で10分。
私達は機内持ち込みの荷物のみにして
ファーストクラスから降りるので最速で15分。
ぎりぎり20分で券を買うと私達が乗ると連絡が行って
高速艇は数分乗り場まで待って居るはずのぎりぎりの計画。

つまり予定到着時間の20分後に高速艇が出る。

大体がそんな予定なので、走る。走る。走る。

それが最初からその時間は無理と飛行機に乗る前に解る。

で、いつもの事だが、予定では伊賀への汽車の中で駅弁が
セントレアで昼食、更に赤福の空港での売り場確認。
そして忍者体験を諦めて、忍者歴史館と言う高尚な旅の計画に変更。

こんなのいつもの事です。全員たいした驚きもしない。

で、機内に入って荷物を棚に入れようとすると
すでに私の所はいっぱい。

要するに此の円高に海外に行かないで少しでも日本国内でお金を回そうとする
人達が北海道に来ている。
其の帰りの人のお土産の紙袋が入っている。

何とか無理に入れようとすると紙袋がきしむ音がする。
でも、此処は私の席の上だから・・・。
かさかさと言う音がゴシゴシに変わる。
心配そうに其のお土産の持ち主の叔父さんが見ている。

其処へアテンダントさんの声
「機内は満席で・・別のたなへどうのこうの・・・」
私?とアテンダントさんの方を見るとにっこりと遠くからほほ笑むアテンダントさん。

仕方なしに自分の所は諦める。
ホッとした顔で棚を閉めるおじさん。

私は空いている棚を見つけて荷物を上げようとするが
すでに散々上にあげようと頑張ったのでもう此のリュックを上げる気がしない。

其処へ其の棚の下に座っている明らかに背が高そうなお兄ちゃん。
「すみませ~ん」と覗き込む。僕?と自分を挿すジェスチャー。
(*^v^*)にっこりとほほ笑む。
白髪を強調して、('v`○) 此の荷物あげて貰えます?と頼む。

諦めた顔でお兄ちゃんシートベルトを外して立ち上がる。
ほら、背がたかかった。難なくリュックを入れる。
(*´v`*)ありがとうとお礼を言って席に戻るけど、

内心はハワイからの帰りにお土産を棚にしまおうとする間もなく
黙って、それを棚にしまってくれた外国人を思い出す。

日本人はそんな人は一人も無く、此の背の低い叔母さんが
リュックを上げるのに「のたもた」していても知らんぷり。
ちょっとさびしさも感じる。

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2011/09/25 22:49
エイミー様
ハワイの帰りの其の自然なしぐさにびっくりしました。
子供の頃から当然と言う育ち方をしているのでしょう。

あの、英国では子供でも次の人の為にドアを開けて待って居ると言うCMがオーバーでなく
信じられました。

でも、ハワイのショッピングセンターでリュックを開けられて、中を探られたのもハワイ。
色々ですけどね♪



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2011/09/25 22:31
こんばんは。
最後の部分に共感して、書き込みしました。
日本だと、親しい人だったら、気のきく男性は、手伝ってくれますが、
他人だと、頼まれないかぎり、行ってくれる人はいないように思います。
レディ・ファーストの国や人だと、すごく大切にされている気分でうれしいです。
まぁ、人によりますけど…。



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