ここでのブログに、何度か会社の社長が登場してる。
そう、内の社長は、まじでお茶目なのだ。（過去ブロ　電話にFAX　参照）
この間も、、、

私と社長しかいないオフィスでのこと。
外出している社員の空席で、

ペコン！

と、缶ジュースの空き缶みたいな音がした。
仕事をしてる私の方を見て、
「うん？なんだ今の音？」
「さぁ、なんでしょう？」と、忙しかったので、あまり関心のない私。
社長はそんな私を余所に、
その音がした方向に歩きだす。
そして、独りごとのように、
「誰もいないのに、音がするなんて、変なことがあるもんだなぁ～。」
と、突然、その空間に話しかけだした。

「誰かいますか～ぁ！怒らないから、出てきなさ～ぃ！」

FAXのときと、まったく同じである。

これを、一切の照れなしでやれるところが、内の社長のすごいところである。
すばらしすぎる。


で、日にち変わって、外出先から、私が会社に戻って来たとき。
社長が、入口付近で、ダンボール紙の切れ端を持ち、中腰で、
（まるで、ドジョウすくいのような恰好で、）
地面をダンボール紙で仰ぎながら、出てきたのである。
「ど、どうしたんですか！？」と、私。

「いや、蜘蛛を見つけてなぁ。蜘蛛、殺すわけにはいかないから、
こうやって、追い詰めて、追いだそうと思ってなぁ。」

と、社長の声は、フェードアウトしていく。
蜘蛛を追いかけながら、中腰で、そんなことをしゃべりながら、
そういう姿勢で、外へ出ていったからである。

「しゃ、社長！」　思わず私は、そう叫ぶのでした。