☆徐福とその末裔
- カテゴリ：勉強
- 2011/09/14 00:39:25
少々前になりますが、「徐福の会」なる研究会の方々とお話ししたことがありました。ちょっとした飲み屋でのことでしたが、その内容は非常に興味あるものでしたので、かいつまんでカキコさせて頂きます。
【徐福】
中国の歴史書「史記」によると紀元前２１９年、秦の始皇帝が不老長寿の仙薬を求め、斉の薬方士・徐福を東海の三つの神山へ派遣した。大船８５隻に３０００人の童男・童女たちを乗せ、財宝・五穀を積みこんで船出をした徐福は、日本に漂着し、医薬、天文、占術の他、漁業や農耕の技術なども伝え、日本に骨を埋めたとされている。
しかし、以前の中国では徐福および不老不死の仙薬をめぐる徐福と始皇帝との出会いが歴史的事実であるかどうかについては、多くの学者は否定的、懐疑的であり、単なる民間伝承に過ぎないと関心を持たれる事は少なかった。さらに、歴史の虚構とされ研究・評価の対象にはなっていなかった。ところが、１９８２年、偶然「徐福村」が発見されたことから事情は一変し、徐福の調査・研究が盛んになった。
ここからは、徐福の会の方々からお聞きしたことで、非常に興味のあるところなのですが、調べた限りでは書籍には載っていなかったと思います。
徐福の末裔
徐福伝説は日本各地にありますが、その末裔たちは「藤」の字のついた姓を持っているということでした。ただし、「藤原」だけは例外であると言うことでした。今後この調査研究が進み、何か日本史の新しい発見につながることを期待します。
今田敏だったかな，「蓬莱」が徐福伝説をTVゲームにした推理ものをかいていましたね。
諸星大二郎さんの作品は文献で調べて描かれているので、ある一説としてとても楽しめるものです。
『暗黒神話』や『マッドメン大いなる仮面』、『稗田礼二郎シリーズ』はとても興味深く楽しいです。