宇宙には基本的に何か欠陥がある
- カテゴリ:マンガ
- 2009/05/11 21:46:33
5月11日は、コンピュータが世界で初めて人間のチェス・チャンピオンに勝利した日です。
大学の研究室で生まれたチェス専用スーパーコンピュータ「ディープ・ソート」を引継いで開発された、
IBMのチェス・コンピュータ「ディープ・ブルー」は、1996年の1度目の対戦では破れましたが、
1997年5月11日、2度目の対戦で、チェスの世界チャンピオンに勝利しました。
このコンピューターたちの名前は、イギリスのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』からつけられています。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの著者ダグラス・アダムズ氏が亡くなられたのは、2001年5月11日。
偶然?
とある宇宙人(って、ハツカネズミ)が、”生命と宇宙と万物に関する究極の答え”を計算する為に作った
全時代および全世界において2番目に凄いスーパーコンピューターが『ディープ・ソート』
『ディープ・ブルー』は、その”究極の答え”に対応する”究極の問い”を求める為に、
丸くて巨大なもっと凄いコンピュータ『ディープ・ブルー』を作りました。
その『ディープ・ブルー(=地球)』は、究極の答えの計算が終わる5分前に、
銀河ハイウェイの建設のため、破壊されてしまいました。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、ひょんなことから地球が破壊される直前に脱出した
最後のイギリス人で最後の地球人である主人公が、銀河ヒッチハイク・ガイドを手に大宇宙の冒険を繰り広げる、
理不尽で不条理だらけのイギリス的ジョーク満載のSF小説です。・・・この説明、ちょっとテキトウです。
<銀河ヒッチハイク・ガイド・シリーズ>
銀河ヒッチハイク・ガイド/The Hitch-Hiker's Guide to the Galaxy (1979)
宇宙の果てのレストラン/ The Restaurant At the End of the Universe (1980)
宇宙クリケット大戦争/Life,The Universe and Everything (1982)
さようなら、いままで魚をありがとう/So Long, and Thanks for all the Fish (1984)
ほとんど無害/Mostly Harmless (1992)
邦訳は第3作まで出版された後、長らく絶版になっていましたが、映画の公開を機に、
2006年、河出書房新社より安原和見氏訳で再販され、第4作・第5作もようやく出版されました♪
ダグラス・アダムズ氏が脚本を手掛け完成を観ることがなかった映画「銀河ヒッチハイク・ガイド」は、
とても観たいのに、まだ観ていません。
ところで、不条理でハチャメチャといえば、横内なおきの「サイボーグクロちゃん」
勝手にサイボーグ化されてしまった雑種黒猫のクロちゃんが、二足歩行で大暴れするコメディ漫画です。
この漫画を持っていると人に話したらフシギがられた記憶があります。うーーん?
キャラクターの可愛らしさ+現実感と非現実と不条理とデタラメさの融合具合がとても好きです。
TVアニメになると、その辺のバランスがなんだか違っていて、ちょっと残念でした。面白かったけど。
今週のブログイベント「マンガ」カテゴリで「好きなマンガ」ついて書いてみよう~。
5月11日の連想から到達してみました。すいません、強引な展開でした。だって、考えるのめんどう…。
観ていないのだけど。
コンピューターが人間のチェスチャンピオンに勝ったことを
モデルにした映画が邦画にもありました。名前は忘れたんですが(笑)
初めてこの答えを知ったとき、何でっ!と一人で大騒ぎしてましたw
だれもそんなこと聞いてないか!