ドラマ【新・警視庁捜査一課９係】【ブルドクター】
- カテゴリ：テレビ
- 2011/09/08 17:23:38
【あらすじ】大衆雑誌の記者・馬場が廃ビルで後頭部を殴打されて死亡した。胃の内容物からブルーベリーが検出された。加納と浅輪は馬場が勤めていた出版社に行き、彼が３０過ぎて世界タイトルに挑戦するプロボクサー・柏木の密着取材を連載していたが、最近になってその連載が中断したことがわかる。また青柳と矢沢は、馬場の携帯電話の最後の履歴にあった香奈子という女性の自宅を訪ねる。香奈子は柏木の取材のアシスタントで、事件当夜馬場が訪ねてきて玄関先で帰ったと証言。しかし青柳たちは彼女がバルコニーでブルーベリーを育てているのを発見する。
【感想】久々のハセベバクシンオー氏による脚本でしたが、普通でした。何回も繰り返すようですが、捜査方針が２つにわかれ、それぞれを村瀬グループ、青柳グループが追うけれど、結局変なところに目をつけた加納がいいとこを持っていくというのが、９係のいつものパターンで、今回もまぁ大体それに沿った内容で、ほんのちょっとだけ画面に出た端役っぽい人が犯人でした。いつになったらハセベバクシンオー氏は相棒の越境捜査で見せてくれたような素晴らしい脚本を書いてくれるのでしょうか(；´Д｀) まぁそれはいいとして。今回メインゲストはごくせんのテツなどで有名な金子賢と、この春昼ドラの悪魔くんで主役を務めた入山法子でしたね。ボクシングシーンが凝ってるなぁと思ったら、金子は格闘家の経験があるんですね。成績はぱっとしなかったようですが、俳優としての演技の幅は広がったと思います。死んだ馬場が香奈子に言い寄っていて、香奈子のおなかの子が馬場の子かもしれないという話になった時、どうしても馬場と香奈子の並んだ姿を想像できず、どっちかってと容姿的には柏木と香奈子だろうと思ってたら、その通りでしたねｗ しかしあんな酷いライターっているもんですかね。ありゃ殺されても仕方ないな。よく企業に難癖つけるクレーマーっているじゃないですか。普通の人ならあまり気にしないようなことを気にして、いちゃもんつけるやつ。それが記者になったよーなもんですね。どういう育ち方をするとああなるんだろうなぁ。育ち方より資質なのかな。つかこういう記者って絶対某巨大掲示板サイトなどでは槍玉に上がって、雑誌のＨＰとかブログとかあれば炎上しそうですよね。あそこの住人は無責任で言いたい放題だけど、それほどバカばっかりじゃないですからね。
【あらすじ】珠実と釜津田は、武田が何者かに命を狙われていることを察し、彼が入院している関東医療センターに急ぐ。タクシーの中で珠実は高広に電話し、武田の様子を見てもらったところ、容態が急変しており、インスリンを故意に注射された疑いがあるとのことだったが、発見が早く一命を取り留めた。連絡を受けた美亜は、父親が殺されそうになったことにショックを受け、武田に脅迫メールを送っていた八代の自宅を訪ねる。そこにいた八代の妻・香奈は、美亜が腎臓移植の手術をした時に立ち会った医師だった。
【感想】あー、私の予想は外れましたね。美亜は母親から腎臓をもらいうけ、その時の医療ミスで母親が死亡。それを隠したため、武田は縄文寺から脅されたんですね。ただこれだとちょっと弱いな～。何故なら被害者の遺族が武田自身だからです。これがまったく外部の人間なら、捜査だ訴訟だと騒ぎになるでしょうが、それはないんですから。ただ医療ミスとそれを隠蔽したという罪に問われるだけですね。もちろん医師としての立場は失墜しますが、恐らく武田にとってつらいのは、美亜に知られることだったんでしょうな。それにしても、何回も死因を捏造するほどのネタではないと思うんですがねぇ。武田はなし崩しに縄文寺の手先となってしまったことを悔いていて、自分からはどうしようもなく、酒に溺れるようになってしまったんでしょう。しかし何とかしたいという思いから、珠実を呼び寄せたんでしょうね。しかし相手は手ごわい。先手を打って死因の捏造をさも奥山と武田の共犯のように発表し、奥山は自殺を装い殺害するのかな？ 珠実は前回いきなり出てきたこの大物ラスボスを倒すことができるんでしょうか。それにしても八代にあんなきれいな奥さんがいたとはびっくりｗ もう医師ではない彼女の名誉を守るため、脅迫メールを出してたんですから、今でもまだ愛してるんでしょうに、なんであんなに合コンにこだわってたのかｗ あと、終わったはずなのに釜津田にプロポーズし、見事玉砕した名倉は、どの程度縄文寺のことを知って、彼の側についたんでしょう？ 法医学教室でいろいろ騒いでたから、縄文寺がラスボスっぽいことはうすうす感づいてても不思議はないはずですが…。知っていて釜津田にプロポーズしたんだとしたら、どの面下げてって感じですよねｗ
