バタフライ・エフェクト
- カテゴリ:映画
- 2009/05/10 23:57:44
自宅鑑賞メモ。
”きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。”キャッチコピーそのままの映画でした。
精神的時間移動によるタイムトラベルもの。
カオス理論のバタフライ効果を題材にした映画だということで気になっていました。
バタフライ効果は、初期値のごく僅かな差が、将来の結果に予測不能な大きな差を生み出す現象のことを指します。
映画では、主人公が過去のある時点の選択を変えることで、全く違う未来が訪れます。
彼に係る人々の人生も人格さえも変えてしまう。
彼女の人生を救うために過去の誤りを修正したのに、そこから派生するのはまるで望みどおりにならない未来。
いったいどの時点を修正すれば、彼女を救い、自分も自分に係る人々の人生も壊さずにすむのか。
最後の彼の選択は・・・。
多くの社会問題も内包しているのですが、あまりそれを感じさせません。
登場人物達は幼少期に深いトラウマを負い、それは彼らのその後の人生に深刻な影響を与えていました。
そのトラウマが過去に戻って取り除かれたとき、彼らは普通の人生を生きていました。
スピード感と緊張感がある展開でジグソーパズルのようなスリラー仕立てになっていて、面白かったです。
整合性もちょっとあやしいし、SF的や理論的には、まともに突っ込んで考えると破綻しますが、
主人公の彼女への思いと”彼女を救う”という行動基準がブレないので、
結果、恋愛映画のような切ないハッピーエンドになっています。
ラストが違うというディレクターズカットはSF映画よりだそうなのだけど、
残念なことにレンタルDVDには入っていません。観てみたいです。
でも、突っ込みどころの不満が増えているだけのような予感が・・・
予想では、私はこの切ないハッピーエンドの方が好きかな、と思っています。
【THE BUTTERFLY EFFECT】2004アメリカ
事前に大まかな話の流れがつかめてよかったデス。
「選択」の重要性がなんとなく伝わってきました^^
主人公は、自分が存在しなければよかったんだという結論に達してしまうらしんのですが・・・。
て悲しく思いました。
だけど次々に色々なコトが起こり、最後まで面白かったです^^
でも『バラフライ・エフェクト2』は駄作でした。
あたしもレンタルで借りて見ましたが別エンディングは2つ入っていましたよ。
言葉が思いつかなくって、でも、これでしっくりきました~。
ディレクターズカット版は、もっと悲惨な結末らしいです。
>ruruサマ 「バタフライ・エフェクト2 」もあります。こちらは評判悪いようなんですが。
観たことは無いです><
でも面白そうな作品ですねww機会があれば観て見たいです(^^
それと 普段の何気ない行動やふるまいがが人生の分岐点を決定づけているのではと考えてしまいました
それにしても なんでそこでお前が出てくるんだと 何回も思いました。
>スピード感と緊張感がある展開でジグソーパズルのようなスリラー仕立てになっていて、面白かったです。
そうですね 伏線もうまく回収されてるし 最初の方は 真相を究明したいという主人公の気持ちに乗ってしまいました
中盤以降になって”彼女を救う”という動機が明らかになると同時に だんだん予想しえないような結果が
でてきて見ている自分は この先の展開はどうなるのかとハラハラしながら見ていました。「バタフライ・エフェクト」
という効果?とはどういったものなのかよくわかるような気がしました。
最後の決定に関しては悲しい決断だと思いました。この手の作品にしては悲劇的な作品ですね
ラスト 「あっ」としかいいようがないです。神の視点から見ているとはいえ だれでもああいったことは
あるのではと思いました ただ気がつかないだけで
”バタフライ効果”は、物語の比喩的な意味でタイトルに使われています。
>ネスティさま ↑ということで、バタフライ効果を哲学的や数学的に扱った映画ではないです。
>楓さま ↑ということのということで、映画は難しいものではないです。
ストーリーの組み立ては、現在と過去が入り組んで、少しややこしいですが。
カオス理論はかじってますが、バタフライ効果は初めて聞く言葉です。
機会があれば観たいです。
あったんですが、ながつきさんの解説を読んで僕も
さっそくレンタル予約のリストに入れてみます!^^
カオス理論のバタフライ効果‥。楽しみデス♪