Nicotto Town


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忌野清志郎葬儀/大竹しのぶさんの弔辞


[http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-eb23.html]

大竹しのぶさんの弔辞を紹介します。

 清志郎さん、今日晴れたよ。沢山の人たちが朝早くから並んで待っています。あの武道館の日みたいに。
 ゆうべも空を見ながら、清志郎さんのことを思いました。今ここでこんなふうにあなたとお話をする日がくるなんて、夢にも思っていませんでした。今ごろはきっと、筑波の街を自転車で走っているか、完全復活完全版の夏のフェスのリハーサルがそろそろ始まる時期なので、忙しくなっているはずでした。そう約束していましたよね。

 去年の2月、本当に沢山の人たちがあなたの復活を喜び、感動し、夢はかなうものと教えてもらいました。そして7月、あなたの病気の再発が分かった夜、私はゆうべのように、空を見ながら、どうぞ1日も早く病気が治りますように、ガンなんてどっかに行ってしまいますようにとお祈りしました。その時、ああ、こうして、沢山のファンの人がこうして私と同じように清志郎さんにすごいパワーを送っているんだなということを感じました。清志郎頑張れ、清志郎絶対戻ってこいって、あなたが言った、夢を忘れずにという言葉と一緒に。だから絶対に治ると信じることができました。そのことをあなたに言ったら、あなたの返信は「LOVE、LOVE、LOVE」でしたね。みんなの愛に応えて、ちゃんと元気になるから、全然大丈夫だよ、待っててねという力強いものでした。

 そしてこの5月、あなたにもう二度と会えないと分かったとき、沢山の人が大きな、とてつもなく大きな悲しみに包まれました。でもそれと同時に、あなたの歌に、言葉に、音楽に、再び命が注ぎ込まれて、私たちの心にずっと生き続けることを確認できた夜になりました。

 あなたを大好きな音楽の仲間たちの手によって、あなたがずっと言っていた、愛と平和の日が1日も早くくるようにリードしていってください。療養中も「何もすることがないから明るく引きこもっているんだ。でも結構楽しいんです」って、メールをもらいました。大好きなご家族と、優しい時間を過ごすことができてよかったね。これからもご家族を見守ってください。

昨日、私の友人の(中村)勘三郎さんとあなたの話をしました。彼は「僕はあの人に会わなくてよかったと思う」と言っていました。「会っていたら悲しくて生きられないから。そのぐらいきっとすてきな人だから」と言っていました。本当にその通りです。私なんかより、もっともっと身近にいた人、私なんかよりもっともっと、あなたを愛していた人の悲しみを思うと、言葉もありませんが、でもやっぱり私は、あなたに会えてよかったです。あなたのファンになって本当によかったと思っています。

 時々空の上から「愛してあってるかい」って問いかけてください。「OK、BABY、最高だぜ」って答えられるように、あなたのように強く優しく、明るく楽しく生きていきます。

 清志郎さん、本当にお疲れさまでした。そして本当に、本当にありがとう。

NHKでは10日に「愛しあってるかい?~キング・オブ・ロック 忌野清志郎~」(後11・30)、11日には「SONGS 忌野清志郎ライブ 完全版」(深夜0・45)を放送。TBSラジオでは、10日に「忌野清志郎 リクエストスペシャル~ぼくらの好きなおじさん~」(後7・0)を緊急企画。評論家の萩原健太氏と山田五郎氏が数々の遺作を聴きながら思い出を語っていく。スカパー!でも9日からビデオクリップ特集を中心に追悼番組を放送する。

他の方の弔辞もここにあります。
[http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090509/msc0905090728000-n1.htm]

ではこの曲を・・・・

雨上がりの夜空に

アバター
2009/05/11 01:12
=月夜=さん>せつないねぇ。
アバター
2009/05/10 20:22
弔辞 って載ってるんですね。
セツナイなぁ。



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