センター街に、チーマー、と呼ばれコが、たむろしはじめたのは、15年ほど前だったろうか？

その正体をぼくは知らないけれど、今でもたまに渋谷で、ぼくには理解できない日本語を発する人を見かける。

今日も山手線のホームで見かけた。
あっちにフラフラ、こっちによろよろしながら、隣にいる女子に手を延ばしちゃ、「まじヤベぇ」と言ってる。

この人は、将来どうやって生きてゆくのだろう？と、考えていたら、むかし渋谷センター街でしゃがんでいたコたちは今どうしているのだろう？と思った。

口でヤベぇと言ってたかもしれないが、その「ヤベぇ」に立ち向かって解決して、その後、夢を持って現実と闘うような暮らしをしているだろうか。


いっぽう、ぼくは今の会社に勤めて15年、日々夢を失いつつあるように思う。

いま、自分のクルーザとマリーナを持ちたいとは思っているけど、おそらく、これは実現しない。
原因のひとつは自分自身に、実現させるために活動する気力がないってことだ。

夏のせいかもしれないな。