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シン・ドラマ汁


ドラマ【テンペスト】【江~姫たちの戦国~】

テンペスト
NHK-BSプレミアム 日曜夕6時45分~

【あらすじ】真鶴尚泰王の御前で踊るため、久々に首里城を訪れる。城では御内原に案内され、着飾った妙齢の女性たちがたくさんいる部屋に通された。真鶴が女官を問いただすと、なんと真鶴尚泰王の側室になるための試験を受ける予定になっているらしい。側室になれば御内原から出ることはできない。何とかその場から逃れようと考えていると、真鶴の美しさに惹かれた真美那という女性が、粗末な格好をしていた真鶴にきれいな着物を着せたり化粧を施したりしてくれた。彼女はどうやら宜野湾親方の孫に当たるらしい。

【感想】今回も面白かった! 特に序盤、真鶴が側室になってしまうまでがw 王の御前で、心の声で皆にツッコミ入れてるところとか、ごくせんを思い出してしまいました。やっぱり仲間はとことんシリアスにはなれないのか…。しかし側室に試験があるとはびっくりですね。確かに賢い子を作るには、賢い妻を娶れば可能性が高まりますが。正直このまま尚泰王の側室になり、男の子を産んでしまえば第一尚氏の血が琉球王朝に戻るわけでw ただ残念ながら琉球王朝は尚泰王を最後に、正式に日本に併合されてしまいますけどね。しかし真鶴の目的は違うので、真美那に先を越されようが、王妃に泥饅頭を食わされようが、まったくへこんでないですね。真美那自身はとってもいい娘で、仲良くなれそうなんですけどね。王といい仲になってから側室になるのとは違い、雇われるような形で側室になったせいか、何となくライバル意識が薄いですよねぇ。染谷の尚泰王も楽しみだな。一方の元聞得大君、真牛も、どうやら気になる男性が現れたようで。しかしあんなタカビー(死語)な女に惚れる男もどうかしてるよなぁ。Mとしか思えない。しかも真牛って前も言ったけど、死んだ前王の姉だから、もうかなりの年なんですよね。多分アラフォー。津波古もいい年なんで惚れるのはいいとしても、何故ジュリになれたのか…。あと、確か目の色が緑だったのに、黒くなっちゃった? 男に惚れたから神性が失われたのかしら…。でも金稼ぐためにジュリになったのに、客を眠らせるので金が取れず、占いもサービスでやってて…どうしたいんでしょうねw 流されてるようにしか見えませんが。聞得大君だった頃は怖いばかりでしたが、最近は何だかちょっと可愛く見えてきましたよ。


 
江~姫たちの戦国~
NHK 日曜夜8時~

【あらすじ】は2人目の秀忠との子供を懐妊。次は男の子をと大姥局から期待され、プレッシャーを感じていた。そんな時、家康秀吉が作った法度を破り、諸大名と自分の子供たちの縁談を勝手に進めていたことが三成の耳に届き、三成家康に詰問するという事件が起きた。その場は前田利家の仲介で治まるも、三成家康の挑発に警戒心を強めていった。はその話を聞いて、家康豊臣家を乗っ取ろうとしているのではないかと心配する。

【感想】今回は有名な三成逃走事件?がメインでした。このドラマでの三成は完全に秀吉の腰巾着で、人間関係がうまく築けない頭でっかちの文治派として描かれていますが、確かにそういう面があったことも事実ですが、秀吉の下様々な事業を成功させた能力も持ち合わせています。そういう面はこのドラマではまったく描かれていませんね。今まで私が見たドラマの中で、三成にぴったりだったのは、天地人の小栗旬です。天地人自体はいろんな意味で残念なドラマでしたが、小栗の三成だけは光ってましたね~。戦よりもインフラ整備などの事業が得意で、秀吉に心酔していたのでイエスマンになってしまい、朴訥なため人間関係がうまく築けない三成の人間的な部分がうまく描けていました。ちなみにこの逃走事件は、対立していた家康の屋敷に逃げ込んだというエピソードが有名ですが、これは江戸時代以降に出来た作り話で、実際は伏見城に逃げ込んだようです。家康の仲裁で和議が成立し、五奉行から退き結城秀康に守られて佐和山城に戻ったのは事実のようです。結城秀康という人選は、さすが家康としか言いようがないうまい人選ですね。家康の実子であり、秀吉の養子である秀康は、誰からも攻撃されないという特殊な存在。実はこの時、すでに豊臣を離れ結城家の婿養子となっていたため、結城という姓を名乗っていたんですけどね。ちなみに秀康は関が原後、奇遇にも以前お市が柴田勝家と再婚し、江が住んでいた北の庄を拝領しています。死因は梅毒だったそうで(;´Д`) さて、通算3人目、秀忠との間では2人目の子供を産んだ江ですが、残念ながらまた女の子でした。しかも実はこれから2人女の子が続きます。家光が生まれるのはその後ですな。さぞかし大姥局からイヤミをタラタラ言われるんでしょうなぁw しかし当時は妊娠中は動いた方がいいなどという発想はあったのかなぁ。身分が低い女は働きどおしで逆に流産・早産してたでしょうから、あまりそういう考え方はなかったと思うんだけど。




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