短編 「闇の家」その7
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/27 16:02:47
闇を操る力があることがわかったおとうさんは、かなり衝撃を受けたらしい。私が眠り続け、村に雨が降り続いた間中、闇の家の書斎に籠りっぱなしだったらしいー勿論、それを知ったのは、私が目覚めた後しばらくしてから、おかあさんがそっと教えてくれたからだ。
村は雨が続いて、畑が冠水する被害が出始めていた。天候不順に村人たちは、困惑するしかなかったー理由を知るただ一人を除いて。
私は夢の中で小さな檻に閉じこもっていた。自らその中に入って行ったのだ。夢のなかで更に檻の中に潜り込んだのだ。もう出て行きたくなかった。そのままずっと、小さくうずくまっていたかった。その影響が実世界に被害を出しているとは想像もしていなかった。
目覚めるきっかけは、私の大嫌いな村人が夢に入りこんできたからだ。
夢にまでズカズカ入り込んでくるなんて!もう逃げ場もないというのに。村人が何か言おうと口を開ける前に、私は夢から逃げた。結果として目を覚まさざるを得なかったのだ。
(つづく)
短いですが、ちょっとだけ書けました^^
おうむたん談 おうむたんは村鳥はやらんビヨ!おうむたんは主鳥公でないと納得しないビヨ!!
でもかなり重大な展開がなされてる!ここを読み損ねたらえらいこっちゃw (おうむたんが密かに演じる村人クンw、以外の村の人達と村、困ってる様子ももっと知りたいビヨ! ・・・そこに増水で流されてきたのは、、、おうむたん!!!ビヨ~)
みじか~~い!ヾ(*`Д´*)ノ"
次が楽しみ♪