短編 「闇の家」その2
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/21 15:16:46
私は、おとうさんが出かける少し前に、静かにドアの横で気配を消して待っていた。いつものように、ドアを細く開け、光の矢から顔をそむけ、固く目をつぶり
「行ってくる」
というおとうさんの声を合図にドアの外に出たのだ。
全身を光の矢が突き刺す。痛みで動けない。うずくまって、絶えず突き刺さる光の矢の痛みをじっと耐え、痛みに耐えながら目を少しづつ開けてみる。目にも容赦なく光の矢が突き刺さる。それでもあたりが少し見えてきた。闇の中で、いつも聞いていた「村人の声」の姿が見えた。二つの声の姿が、なんとか見える。
と、声の持ち主がしゃべりながら、ズンズンこちらに近づいてくるではないか。光の矢の痛みで逃げることができない。痛みに恐怖が加わった。
捕まる!そう思った瞬間、村人がわたしを通り抜けた。そして次の瞬間、地面にぐいっと引っ張られ、村人に引きずられるのがわかった。
「何!?」
思わず出た言葉に村人の一方が
「ん?何って言ったか?」
ともう一方に尋ねた。もう一方の村人は
「いや?言ってないぞ」
どういうことなのだろう?村人は私の存在に気づかなかった。でも今、私はその村人に引きずられているのだ。逃げたいのにできなかった。不思議なことに、光の矢を村人が盾になって、跳ね飛ばして私を「守って」くれているようにすら感じた。痛みが消え、目も開けることができるようになった。
ただ、村人は捕らえた私をひきずるのをやめようとしなかった。
(つづく)
コインをガーデニングとお部屋と新しい家のリホームで使ってしまってて・・・
お家のリフォームが高かったぁぁぁ・・・orz
今、見たら・・・お洋服や臼も頂いてしまってごめんなさい!!
もう!ご迷惑かけっぱなしですみませんデス!!
本当に本当に素敵なプレゼント感謝です!!
ありがとうございます!!!
左で当たってます!!おめでとうございます^^
下から2番目のぼうぼうさん!!プレゼントです!(^^)!
設定が細かくて読んでいてドキドキしましたよ!!
村人には何か秘密がありそうです★
紫外線のようなものかなあ
闇の家の私!がんばれ!!!
実はニコットの闇ですが・・・ステプ巡回を邪魔してくれてます・・・orz