アランフエスの舞台
- カテゴリ:日記
- 2011/08/20 22:40:23
ロドリーゴ作曲のアランフェス協奏曲、とくに第二楽章はとても有名だ。
ギターで奏でる哀愁をおびた旋律は、聞いているだけで静かな心持になる。
唐突だが、私は舞踊が好きだ。
民族舞踊からブレイクダンスまで、かなり間口が広いかとおもう。
今まで機会があれば、かならず舞踊の舞台は見に行った
TVで放映される時も、見れる時は見ている。
今まで一番印象的だったのは、スペインの男性舞踏手だけによるフラメンコだ。
曲はアランフエス協奏曲第二楽章。
いずれおとらぬソリストたちが、白のシャツ、黒のスリムパンツ。
片手に杖をもって、舞台に並ぶ。
ギター奏者が奏でだしたあの曲にあわせ、ゆっくりと優雅に舞い始める。
曲の合間に、ステッキで床をドンっとならし、手拍子を鳴らす。
足でリズムを鳴らす。
けっして名曲の邪魔をせす、かといって、踊りが埋没することなく。
絶妙のバランスを保って、舞台は終了。
なんといっていいのか。
全身が総毛立つような、素晴らしい舞台だった。
あんな舞台は、もう出会うことはないかもしれない。
・・・ぜんぜん、言葉でいい現せないなあ。
そうです。これがそれですw(意味が通じないやんw)
踊りは、歌と同時に生まれた人間の文化ですね^^
マイヤ・プリセツカヤ!
稀代の名バレリーナやなあ。
まだ若い彼女の舞台をみたけど、どのときも手の動かし方は総毛だったよ。
英国のマーゴット・フォンテx-ンのジュリエットはTVやったかな。
あの人のも凄かったけど。
20世紀は、名バレリーナ多かったね…。
いい曲ですね、アランフエスは^^
女性のソロのフラメンコもいいのですが。
男性のソロも、そしてカップルで踊るのもとても魅力的です。
足、手、声、そして目の動き。
ほんとに見ていて引き込まれます。
時々、神が降りてるような舞台がありますね。
それに出会ったとき、人は言葉を失うんやなと思います。
フラメンコは情熱的だと思われてますが、かなり静かなもののありますよ^^
舞踊は言葉と同じくらい文化的なものだと思います。
物悲しい響きから始まるけど、情熱的なフラメンコに合うよね。
総毛立つというか鳥肌物だったのは、マイヤ・プリセツカヤの『瀕死の白鳥』♥
もう何年前になるんやろ?
引退する少し前に日本公演があって、かなり痛い出費やったけど、どうしても間近で見たかったんよ!
会場に行ったら、たまたま友達がお姉さんと来てて、お姉さんは、長野から京都まで、
わざわざこのために観に来たそうな^^
終わった後、暫くは何かふわふわした不思議な幸福感に浸ってたなぁ^^
実はメールの着信音だったりww
フラメンコはどうしても女性の方に視線が言ってしまうけど、
男性舞踏手のソロも良いんですね~。
身体全部で感情を表すあの表現は、確かに鳥肌が立ちますよね。