✪ひとりぼっち
- カテゴリ:30代以上
- 2011/08/19 23:00:14
ブルー王子はとても広いお城に住んで、たくさんの宝を持っていました。
そのお城は、とても大きく美しい山や森も見渡せる素晴らしい場所もありました。
けれど、それをそれを分かち合う人がいません。
ブルー王子は一人ぼっちでした。
毎日森に出かけますが、一緒に遊んでくれるのは自分の影だけです。
ある朝、ブルー王子は森の中で銀色に輝くものを見つけました。
まるで木々の間に落ちてしまった月のように見えました。
そおっと近づいてみると、銀色のドラゴンが洞穴の前で丸まって眠っていました。
「銀色のドラゴンよ眼を覚ませ、ここは僕の森だここで寝てはいけない」
ブルー王子はドラゴンに向かって大声で叫びました、
ドラゴンは目を開け大きな翼を広げました。
「オレはここを守っているんだ、ここの洞穴にはオレの素晴らしい宝があるんだ」
「僕の宝より、素晴らしい宝なんてあるもんか」
ブルー王子はドラゴンに向かって自慢しました。
「僕の金のホルンは森中の動物たちを集め、空からたくさんの鳥を呼ぶんだ」
「オレのだってそうさ」ドラゴンはそぅ言って金色のホルンを見せました。
ドラゴンがホルンを吹くとものすごくたくさんの駆け足の音・・・、
すぐに森じゅうの動物たちが集まってきました。
木のてっぺんには、鳥たちのさえずりがあふれています。
ブルー王子は白いシカの背中に乗って遊びました。
それから色とりどりのホウオウの木に登り、鳥たちと一緒に歌いました。
銀色のドラゴンは銀色のユニコーンとダンスをしました、
「オレはもっとすごい物を持ってるぞ」とドラゴンは叫びました。
「虹色のシルクのハタさ、四つの風を操ることが出来るんだ」
「僕だって」と言ってブルー王子はお城の倉庫からシルクのハタを持ってきました。
ブルー王子が頭の上でハタを振ると、四つのそよ風が森の中を駆け抜けました。
そして大きな突風とともにブルー王子は空に舞い上がり、
きのてっぺんをはるかに超え、そして、山の方に飛んでいきました。
ドラゴンも翼を広げてブルー王子の隣を飛びました、
凍りついた森の中をサァット急降下したり二人手をつないで舞い上がったりしました。
帰り道は、ドラゴンがブルー王子を背中に乗せて飛びました。
「僕はもっとすごい宝を持っている」
ブルー王子は、髪を風になびかせながら笑いました。
「空を花火でいっぱいにしてしまう魔法の粉さ」
「オレだって持ってるさ」ドラゴンは言いましたそしてその粉を洞穴から持ってきました。
ドラゴンは銀色の箱を持ってくると、低く飛びながらブルー王子の頭の上をクルクル回り、
キラキラと輝く粉を草や花の上に振りかけました。
すると急に空が暗くなりたくさんの花火が地面から芽吹くように出てきて、
木々の間をすり抜けて咲いては次々に炸裂し細かい星になりました。
ブルー王子はオーケストラの指揮をしているように花火をあやつります、
そしてドラゴンがふーっと息を吐き出すと火の玉が空高く飛んでいきます。
やがてユックリと花火は消えていき、青空が戻ってきました。
「さぁ、どっちの宝物がすごい ? 」
ブルー王子は髪からキラキラした粉を振り落としながら言いました。
「あと一つだけ宝くらべをしょう、それで勝負をつけよう」
「よし、わかった」ドラゴンは洞穴入り曲がりくねった道を進んで行きました。
ブルー王子も城に戻り地下の倉庫に宝を取り行きました、
その頃ドラゴンは宝を隠してあるところについて重たい岩をどけて入ろうとした時、
ブルー王子が正面のカシの木の扉を開いて入って来るとこでした。
ブルー王子とドラゴンは向かい合ってしまいました。
「ここは僕の宝だぞ ! 」とブルー王子は叫びました、
「オレの宝だ !! 」とドラゴンも叫びました。
お城の倉庫と洞穴は同じ場所だったのです、
二人はずっと同じ宝を持っていたのです。
「じゃあオレたち二人とも、この国の一番素晴らしい宝を持っているってわけだ」
とドラゴンが言いました、
ブルー王子は笑いました。
「僕たちは山ほどの宝を持っているんだね、二人とも」
その日以来、お城と山と、森の王子ブルーは国で最も素晴らしい宝を、
ドラゴンと分かち合いました。
ブルー王子はもう、影とは遊ばなくなりました。
ピョピョ・・。
それか・・やっぱり。
はぃ・・・立ってます・・・・・ってそれじゃないし。
のんびりも好き。
まったり・・・行くぞ~~~。
まーそのうちね。
出会い何て・・わからないさ。
今はまだいないんょ・・・。
だから一人はきらいさ。
すべてのものはひとりじゃ作れないし。
周りがって事・・。
人はひとりでは生きていけない・・・。
かなり前だけど石鹸や帽子なんてのもありますょ。
コメ返し忘れた~~~。
ブラボーさんのお話の中でコレが1番好きかも^^
何度か読みにお邪魔させてもらってます。
気持ちが落ち着いてから読ませてもらおうと思ってました。
リズミカルで笑みがこぼれる素敵なお話。
気がつかないだけでみんな山ほどの宝を持ってるんだよね。
何処までも行こう~道が続く限り~♪ 。
さすが、公衆の、とかでなければ、別にいいんですけど。
ほれ、この状態。二人とも切羽詰まってるしね。
てか?? そこまで変態??? (どこまで????)
光栄でし、でももっとチャンとした本に書いてある物の方がいいような気がするんだけどな~~~。
ボクは、今読書感想文を書いているんですけど、かいてもいいならこのお話で書きたいです。
ボクが読んだ本よりずっといい話です!
トイレの中で・・・ムニュムニュしちゃう・・変態だ~~。
じゃ、ドラゴンフルーツを半分あげるよ・・・グニュゥ~グルグル・・お腹にきたじゃん。
トイレいち!! 先に入ったからね~~~。
ドラゴンの影となかよく遊んでまし。
でも 影は この後 どうなっちゃうのかなあ。
おーーー!! 確かに。
私も長い付き合いの友達がいます。
争いはゲームの中だけでね。
私も会って見たい。
夢は打ち砕かれる・・・。
うーー~そんなにステキって今日の話・・出せないじゃん。
ステキな話の後は悲しい話か~~~。
桃を半分あげるょ・・・グシャ~・・崩れたじゃん早く口開けてみ~~~。
こんな話でよかったら・・・どんぞ。
楽しい話も悲しい話もあります。
強い味方は近くにいます。
ハッピーエンドでし。
あなたがいて私がいる。
それってエマニ―と私・・。
気持ちはあるんだけど・・・中々出来ない。
2倍・・2バイ・・・バイバイ。
貰った~~~~。
いっまでも・・一緒さ。
特に電車の走るシーンは感動敵でした。
友達いなくても生きて行けるけれど、人生の喜怒哀楽を艶やかにするには
友達は居た方が良いと深く思ったことがありますよ~。
互いに独占しようとしなかったんだもんね。
ドラゴンて色々な書かれ方する。
こういう感じなら会ってみたいなぁ・・・
素敵でしたよ^^
ユメがあっていいな~
いろんな出来ゴトを、ドラゴンと共有していけるね。
「ひとつのものを ふたつにわって ひとつはあなたに ひとつはわたし」
何年か前、ドイツ舞踊団(ダンスシアター)の来日公演でのセリフを思い出したよ。
客席にダンサーらがおりてきて、簡単な振り付けと共に、私たちも言葉し身振り。
小学生くらいの娘と二人で、ちょっと照れながらも参加したな。
その時の、えも言われない感動。 ・・思い出したよ。
いいお友達ができて・・・
読書感想文、これで書かせていいかな。。。うちの子に^^
ブログ広場からお邪魔します♪
素敵なお話ありがとうございました^^
同じものを守っていたんだね。くふふ
最高の最強の 友達だね^^
ブラボー王子とドラゴンかな?
そしたら寂しくないモン
同じ地球に住んでるのに取り合いばっかしてさ。。。
みんなで宝物共有してるんだよねー^^
でいいじゃんね。
【ドラゴンとブルー王子】ってタイトルあげるけんっ♪
魔法だから、あつくないのでし。