あなたが偉いわけじゃない
- カテゴリ:仕事
- 2011/08/16 00:31:54
昭和の…バブル時代が終わりを告げる頃のお話し。
私が配属されていた部署には部屋付きの重役さんや顧問さんがたくさんいらして、
その部屋の“女の子”達が秘書を兼ねていました。
(私たちのことを男性社員の方々は「女の子」と表現してましたねっ^^;)
私も入社3年目となった年から、数名のお世話を兼ねていました。
本業は事務業務なのですが、3~4名の秘書業務を兼ねていて
どちらが本業なんだかといった感じで、いつもてんてこ舞いしていました(T_T)
私の机には数台のインターホンが設置され、仕事で席をはずそうとする時を
狙ったかのように一斉にインターホンが鳴り出す…なんてこともしばしばでした。
そんなある日のこと…。
一番年上の先輩から
「あなたが偉い訳じゃないのよ。 いいっ? そのところを勘違いしないように、ね」
と、言われてしまいました。
怒り口調だったわけではありません。
先輩はいじわるするつもりだった訳でもありません。
先輩とは普段の関係が良好だったこともあって、そういう風に思ったことを覚えています。
先輩の言葉は続きます。
「あなたが付いていらっしゃる方(つまり重役さん)が偉いから、
秘書であるあなたに対してみなさんはとても丁重にお願いに
来られるけれど、決してあなたが偉い訳じゃないのだから、ね」
このように、言いにくいことも言ってくださる。
そしてきちんと指導してくださる先輩でした。
なぜかとてもよく覚えていて、本当にたま~になのですが、その時の光景
(先輩に言われている自分の姿)が思い出されます。
先輩はとても洋服のセンスが良く、お嬢さんだけれども鼻に掛けたりせず、
気働きができる。
同じ女性として、ちょっとあこがれの先輩でした。
若かりし頃に色々なことを学ばせていただけた私は、とても恵まれていたと思います。
この年になっても時々思い出すんです。
> しのみぃさんは、優しく素直な方だから
あの~、まやさん…。
もひとつ大きな声で言ってみましょうっ♪
↑
うそです…調子に乗りすぎましたっ(^^;)
すみません。。。
やはり柔軟性がないとダメですよね。
「老いては子に従えではないですが」歳を重ねる毎に、すこ~しづつ
頑なになってきているように思えています。
気を付けないと…(^^;)
かわいいおばぁちゃんがりそうなんです(^^)
そうなれるように今からがんばらないとっ♪
若い頃は“若気の至り”や知らなくて…といったことから
起こしてしまう失敗談は、多分今よりはあったと思います。
ですが、苦言や注意、助言の言葉には素直に耳を傾けられたような…
そんな気もします(^^;)
この先、段々と偏屈になっていくのは嫌なので、他人様が
我が身を案じてくださる言葉には出来るだけ素直でいたいです。
本だったり、メディアや人との交流であったり。
いい事もそうでないこともあります。
苦言に耳を、目を心を傾けて行く様に心がけたいですょ^^;
旅の疲れは和らぎましたかっ?
書き込みありがとうございます。
そうですね。
偉い人って威張ってないような気がします。
そこまで上り詰められないでいる方が偉ぶってる…かな。。。
接客業をされていたことがあるんですね。
私はずっと一般事務です。
昔はもっと引っ込み思案でしたから…接客業なんてとてもとても…(^^;)
お金を扱う仕事も遠慮したい、かな。。。
偉そうな人はたくさんいますが、
本当に偉い人はめったに見かけません。
服装や髪型を注意されました。
若かったから、色々してみたかったのですよね。
校則があるわけでもなかったですし。
しのみぃさんのを読んで
ふと、そんな昔を思いだしたしだいです。