ジプシー
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/08/13 17:27:07
パリに着いて荷物を預け、エッフェル塔のバスツアーまで時間があったので、
ルーブルの前の庭園に行く途中、娘にジプシーの年配の女性達が何か話しかけ
サインをと言い始めました。私は映画「アマルフィー」の場面を思い出し娘の手を
引っ張り、主人も間に立って、その場を抜けました。
外交官黒田耕作のアマルフィーでは、赤ちゃんを抱いたジプシー女性に囲まれ、
天海祐希がおろおろしているところを、黒田(織田)が助け、スリだから気をつけろ
というシーンでしたが、日本人は狙われやすいとのことです。
庭園に着き、主人が芝生に座ったところ、今度は擦り切れたTシャツを着た
ジプシーの子供3人が、印刷物を主人の前に見せながら下に置こうとしました。
その下には主人の携帯があり、印刷紙を拾う振りをして、携帯を盗って行ってしまうのだとか・・・。主人はあっちへ行けと印刷用紙を払う振りをし、
他の男の子に、拳で殴る振りをして散らしました。
それを横目で見ながら、私はやはり擦り切れた服を着た女の子を、にらみました。
娘のバッグに近づこうとしていたのです。
3人は足早に去りましたが、庭園に居た人達は、私たちを心配そうに見ていました。
そして、娘がバッグから「こっちのネックレスして写真撮ろうかな?」と私があげた
ベネチアガラスのきれいなネックレスを出しました。
主人が「仕舞いなさい。明日から、そのバッグも持っては駄目だよ。」と行った時、
さっきの女の子がす~っと後ろに近付いてきていたのです。
私が身構えたその時、少し前に居た男の子2人が、
「やめろ!気づかれてるぞ。」と叫びました。
その女の子は、走って逃げて行きました。
娘はショックで固くなっていましたが、私は言いました。
「あの子たちの服を見ましたか?擦り切れて、肌が透ける部分があるくらいの
ボロ服だったでしょ?子供だから油断する人をカモに盗みをして、一家を養うんです。
あの女の子は、2度もあなたのバッグを狙いましたね。気づかれていると
知りながら、あの子は持ったこともないような、綺麗なバッグが欲しくて欲しくて、
そこにしか目がいかなくなってしまったんでしょう。一生持つこともないバッグ
綺麗な服。そして、あなたが見せてしまったそのネックレスは、
女の子の本能を揺さぶったのでしょうね。盗られる方が悪い!ドジめって
言い訳するんでしょうけれど、もし盗っていたら、それを身につけてドキドキしながら、鏡を見る姿が想像できそうで、可哀想な気もします。
パパが言うように、明日から持ち物は気をつけようね。」娘はせっかくパリに来たのだから、お洒落をしたかったのにと、ムクれていましたが、翌日から大人し目の
バッグにかえました。
それでも、次の日は頭にバラの造花を飾ったジプシーの娘達に囲まれサインをと
言われ娘が戸惑っているのを、”No!No!No!”と後ろから追いついて、
私が連れ出したので、ボードを持った娘はおちょくるように
”No~No~No~"と仲間達とふざけ合いました。
私は度重なるジプシー攻撃が、頭に来ていたので、大声で「アホー!」と怒鳴りました。ジプシー達は足早に去って行きました。
帰りにもジプシーの団体に会い、サインをとタイトルを見せられましたが、
それは、この3月頃からサルコジ大統領が行った移民受け入れの拒否に関する
反対署名を集めている用紙でした。3月にこちらに来た時にジプシーは居所を失い、もめていたのを思い出し、ああこれだったのかと思ったのですが、
盗みを働く人たちが居ては、フランス政府も、観光客も困るので、
私は、やはりサインはしませんでした。
エッフェル塔は、エックス線検査で前のドイツ人が、小さなワインボトルを
取り上げられそうになり、旦那さんがラッパ飲みで空にし、エレベーターで
ふらついていたのが、面白かったです。(●^o^●)
イタリアなど隣国も含め、ジプシーのスリって
観光客泣かせなんですよね。
だから、この3月に移民受け入れを拒否って、サルコジ大統領が発表したら、
あっちこっちでデモが起き、ちょっとした騒ぎになっていましたが、
ちゃんとまじめに働いて下さいって感じですよね。
ワ~っと囲んで、弟のバッグに手を差し込んできたとこを奥さんが気付いて事なきを得たそうですが・・・
フランスって優雅なイメージあったので聞いた時はビックリしました。
日本ってまだまだ平和なのね・・・
色々問題もあるけど、日本人でよかったな~って思います。
日本人はあちらでは、目立つので、狙いやすいんでしょうね。
他の外国人が狙われているのは、見たことないので分りません。
でも、同お国事情を抱えていると、自然と用心深くなるのではないでしょうか?
きっと若くて狙いやすかったのね。そして綺麗で良いものを沢山身につけていると
思われたのかもしれません。
イタリアでは、日本人女性がスリに囲まれているのを
主人が助けたことがあると言っていました。
3月にイタリアに行った時は、観光地には警察が必ずいて
見張っていました。
イタリアンはめちゃまずかったですww
日本はうどんやそばなど、麺を食する国なので、
イタリア同様、アルデンテを大事にします。
でもね~wwもう、笑っちゃうしかないのが、フランスのイタリア店ww
私がここでシェフをしたら、めちゃおいしいと有名になるのでは?と
自信が持てるほどの味でしたww
昨夜お邪魔した時コメ欄いっぱいだったので、さっき行ったからね~
日本は平和で、貧しいと言っても、食うや食わずはルンペンさんしか
体験しないのではないでしょうか・・・。
確かに小金持ちは日本にもいますが、外国のお金持ちって桁違いですから、
貧富の差というと、日本では外国程大きくないですね。
盗みで生計を立てる子供を見ると、日本に生まれて良かったなと思います。
フランスは学歴で職種がきまります。大學受験を受ける前の、バカラロレアという難しい試験があり、
それに合格しないと、大學受験ができません。日本みたいに、お金があれば、誰でも大學へ行ける
のとは違うので、学歴がなければ、それに見合う職種になります。
ジプシーは流浪の民族ですから、自分の土地を持って、地道に働くことをしてこなかったのでは・・と
思います。そして、どの国もそうですが、自国の失業率を少なくするのに一生懸命なので、
移民すべてを、自国の人が働いた税金で、保護するのは難しいでしょうね。
日本人以外の外国人観光客はどんな風に
おっぱらっているのかな?
ジプシーの人達がスリをしたり、何かを盗ってしまうっていう話は
結構聞いた事があったんですけど、1日に何回も狙われたなんて
大変でしたね。
でもLilyさん達、何も盗られなくて良かったです。
日本人は隙があるとよく言われますが、外国に行ったら特に
気をつけないといけないですね。
ジプシーが盗みをしないで暮らせるようにする方法が何かあったら
いいのに、とは思いますが、色々と難しいんでしょうね・・・
エッフェル塔でエックス線検査があるんですね!
前のドイツの方のお話、面白かったですw
今日はイタリアンレストランに行くんですね!
おいしい物を沢山食べて楽しんできて下さい^^
ぼーっと座ってバッグを置いといたりなんて、とっても危険なことなんですね。
あとに出てきた女の子は、やっぱりリリーさんの娘さんが羨ましく思ったんでしょうね、
なんだかんだ言って私って裕福なんだなあと思いました。
フランスって、そんなに貧富の差が激しいんですね、知りませんでした。
日本にはそういう子どもたちなんて、本っ当にいませんものね。
ジプシーに教育、仕事をあたえるようフランス政府は考えられないのかな?
同じ人間なんだよね
日本人はほんと安全な所に住んでいるので、
最初にスリがいるので気をつけてくださいと、注意しても、5分後には忘れて
人ごみでやんやとダラダラ歩いてるんですよね。
だから、いいカモなんです。時々大丈夫かなと思う人たち沢山見かけますもん。
でも、日本女性としては、かわいくないですが、私は隙を与えないので
私には寄ってこないんですよね~ww危なそうと思ったら、バッグを反対の肩に持ちかえますし、
ぐるりと仲間がいないか、見渡しますし、警戒中よって雰囲気漂わせますもんww
娘も、しっかりしてくれると良いんですけれどね~((+_+))はぁ~
娘はほんとぼ~っとしてそうな、お嬢さんタイプなので、
狙われやすいんですよね。
私はバッグを持つ手を、絶対緩めないし、中を開けるときは、娘に周囲を見はっていてと
頼みます。 でもね~。あんまり世間知らずで、自分の世界中心の娘に、世の中の厳しさを
分らせるため、ジプシーの中に入って揉まれてこれば?って言いたくなる時ありますww
のようです。やはり、日本人と見てのことなんでしょう。人の
ことは言えませんが、無防備でお人好しの人多いのでしょう。
ジプシーに限らず、世界中には貧困層が限りなくいます。一人の
貧困な人を助けることは出来るかの知れませんが、全部を救うことは
出来ません。やっぱり毅然とした態度で臨むしかないのですね。
生きるためには貪欲にならざるを得ない・・・
正しいということは関係なく、いろんな世界がありますねw