関東では、スイカ（pasmoも含め）が、すっかり定着して
通勤者や通学者が、朝の改札口で、
スイカ（定期）をタッチしている光景を目にする。
しかし、ちょっと不思議なのは、スイカは非接触ICカードであるのに、
なぜか自動改札には、ここにタッチしてくださいという的があるのである。
それだからなのか、通る人みな思いっきり、
まるで、親の敵のように
スイカをその的に叩きつけるのである。
非接触で、通過する人を、あまり見かけないのだ。
なぜ、非接触をここまで無視するのか？
確かにね、非接触の不安感はわかりますよ。
だけど、その凄まじい力で叩きつける反動は、
一体なんなんだ！
ストレス発散？
欲求不満？
アンチ非接触？（←意味わからんぞ！）
その定期入、めんこじゃねーぞ！（←最後は必ず口が悪くなる）

と、いつものくだらない考えごとをしながら、
ショッピングモールのトイレに入った。
すみやかに大きい方の用を足し、
四角いセンサーに手をかざす。
が、しかし、
なかなか水が流れてくれない。
気が付けば、そのセンサー面をベタベタ触ってる始末。
きっと、こうやって他の人もここに触れてしまってるんだろうな
と、思うと、この非接触のセンサー面が、
結果、ウンの橋渡しをしてることを思い知らされる。

スイカで、おもいっきり的に接触する者を笑っていた私が、
こんな汚いものに、べたべた接触してしまっているなんて、
どうか、ここだけの話にしておいて下さい。