先日、仕事で藤沢まで行ったときのこと。

（※余談　そうそう藤沢といえば、藤沢在住の友人がいて、
そいつの藤沢の発音が不思議だった。
ライムサワーとか、梅サワーと同じ発音で、
フジサワーというのだ。地元の奴はみなそうだと
そいつは、俺に説明した。
おもしろいことを聞いたと思った私は、他の藤沢在住の人に逢った機会に、
この豆知識をつい自慢げに、
「藤沢は、ふじさわと発音するのではなく、
フジサワーと云われるンですってね。」
と、云ったら、失笑された上
「そんな云い方しませんよ。」
と、云われたことは云うまでもない。）

随分、話がそれてしまった。
先日、仕事で藤沢まで行ったときのこと。
駅ビルで、仕事の打合せ前に、用を済ませておこうとトイレにいった。
用は用でも、小ではなく大である。
（↑お食事中の方は、すみません。）
トイレブースに入って、しばらくして、
私の扉をノックする音。
？
はて、この経験は、然程珍しいことではない。
５０回に１回くらいは、こんな経験をする。（←適当な感覚）
しかし、このことを深く考えたことがなかったことに
気付いたのである。
私は、生まれて一度も、人が入っているトイレに
ノックした経験がない。
じゃ、このノックに、なんの意味があるのだ？

いますぐ、その行動をすみやかに中止して、
その場を私に譲りなさい。
と、いう交渉術なのか？

はやく、でろー！俺は、お前より崖っぷちだ！
と、いう新手の懇願なのか？

てめー、用も足さずに、そこで、ただただ新聞読みふけってんじゃーねーよ！
と、いう透視なのか？

このノックの意味が、こんなに不明確であることに、
私は、この日はじめて気付いたのである。
こんなに長く生きてきて、このノックの意味を知らない私って、
もしかして相当やばいンでしょうか？
意味もわからない私が、このノックの対応にシカトしてると
そのノックは隣の扉に流れ、隣の人が、ノックをしかえすという
俊敏な行動に出た。

そのノックを返す意味は？

今、まさに途中も途中！例え米倉涼子とユースケ・サンタマリアを
つれてきてもこの場は譲りませんよ。と、いう交渉返しなのか？

お前の崖っぷちなんか、俺の崖っぷちに比べてたら､屁でもないよ。
と、いうチキンレースなのか？

新聞なんか読んでねーよ。俺は少年ジャンプ読んでんだよ。
と、いう透視の是正なのか？

あ～～。
ノックが返されたことで、私の謎は深まるばかりになるのでした。おしまい。