ハンティング・パーティ
- カテゴリ:映画
- 2009/05/03 23:27:05
自宅鑑賞メモ。
戦争ジャーナリストが主人公の実話を原案にした社会派サスペンスとういう作品紹介から想像した映画とは、
なんだか違っていたけれど、面白かったです。
”この物語の中で最も馬鹿馬鹿しい所は真実である”という冒頭の前置きに続いて映画が始まります。
サラエボの紛争地域で、指名手配されていも誰も捕まえられない(えようとしない)大物戦争犯罪人を探す
米国ジャーナリスト3人の珍道中というか、おかしな冒険が、コメディかB級映画のような
それはちょっとありえんだろうという展開で、シリアスにシニカルな口調で語れます。
ボスニア紛争の悲劇を真面目に捉えた映画でも国際社会の矛盾やジャーナリズムを論じた映画ではなく、
重たくなるテーマを軽く流してしまっているようでいて、ときおり差し込まれるリアルさが、胸に刺さります。
とにかく知って、自分なりに考えるきっかけにして欲しい、そんな感じでした。
私には、リチャード・ギアがどうしても常に現場に身を置いてた戦争ジャーナリストには見えなくって、
だからよくないというのではなくて、そのへんのバランスがいいのかも。
いつも冷静な相棒の元戦場カメラマン役のテレンス・ハワードとの掛け合いが楽しかったです。
パーティの3人目、新米プロデューサー役のジェシー・アイゼンバーグが二人の間でいい味を出してました。
テレンス・ハワードといえば、『アイアンマン』のトニー・スタークの親友、ローディ中佐が好きだったのに、
「アイアンマン2」では降板ということで、とても残念です。
【The Hunting Party】2007アメリカ
チャーリーズ…も
アイアンマンにしてもそうだけど、アメリカは良かれと思って中近東におせっかいをやいてるんだろうなぁ?
影においしい思いをしてる人がいるからだろうなぁ=3
アイアンマンは面白かったです♪ 「アイアンマン2」がたのしみ♪
>伊勢うどん 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」からアメリカ万歳を引いて、
逆アプローチにした感じです。って、自分で言っておいて、意味不明ですが・・・。
>アリシアさま テレンス・ハワードのローディ中佐、すっごくよかったですよね~♪
>ruruサマ 報道マンたちのきずなは、あんまり描かれていなかったかも…。
でもちょっとリチャード・ギアのイメージとは違いますね(^^;
やっぱりギャラの問題ですかね??
ドン・チードルよりもテレンス・ハワードの方が好きだな~
興味深い指摘です。
>自分なりに考えるきっかけにして欲しい
最近の戦争関連映画にはよくあるパターンですね。
「大いなる陰謀」とか あと戦争関連映画としては「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」もいいです
歴史的な経過をしると歴史の皮肉を感じます、
鑑賞リストにチェックいれときます。
リチャード・ギアさん、忠犬ハチ公のリメイクに主演するとかしないとか・・・???