後悔の夢。
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/07/27 09:05:42
君が苦しい思いをしているとき。
僕はどこで、なにしてた?
君が悲しくて泣いているいま。
僕は此処で、なにが出来る?
「後悔なんて、させてあげない。
貴方は自分の夢をみなさい。」
君に言われて、背中を押され。
僕は自分の夢を選んだ。
君は寂しいはずなのに。
健気に笑って僕を見送る。
「私に不安なんてないわ。
だって貴方を信じてるもの。」
当然のように、君は言う。
自信満々に、君が言う。
だから僕は騙されたんだ。
君がそんなに元気そうだから。
だからきっと、僕がいなくても君は大丈夫だって。
僕が帰ってくるまで、きっと元気なんだって。
僕は、騙されたんだ。
君はなにを言っている?
君はなにを言っている!?
なにが「後悔なんてさせない。」だ。
君が突然いなくなって、僕が後悔しないとでも?
君は僕のことを帰ってくるまで待ってなきゃ。
そうじゃなきゃ、意味がないじゃないか。
君が笑って迎えてくれないと、
僕は夢をかなえてしまったことを。
君を見捨てて夢を追いかけていた自分を
心の底から後悔するに決まっている。
君より重い、夢なんてない。
だから。
間に合え、間に合え。
いまなら君はまだ笑ってぼくを迎えてくれる。
いまなら、君と笑いあえる。
動け、動け。
僕の足。
早く、早く、帰るんだ。
君の待ってる、あの家へ。
後悔なんて、してやるもんか。
ありがとう。
そう言ってもらえると嬉しいー。
⇒☦ダヤン☦ 様。
コメント、ありがとうございます。
後悔を残さないように、お互いがんばりましょう。
⇒苺族@ぐるぅみぃ 様。
お久しぶりです。
ステプありがとうございました!
すてぷお届けb
とても素敵だと思います♪
出来ることなら…後悔を残さないようにしたいです。