バッド・ルーテナント
- カテゴリ:映画
- 2011/07/18 22:12:36
今年3作目の自宅鑑賞。
ニューオリンンズを舞台にしたニコラス・ケイジ主演の犯罪ドラマ映画。
ドラックと女に溺れる"悪徳警部補(バット・ルーテナント)"の所業が、
ややだらだらと、ブラック・コメディのように描かれています。
オリジナルは1992年の映画『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』
リメイク作品ではなく、内容は全く違うそう。未観賞です。
いくつか、ミュージック・クリップっぽい映像が好みだったのと、
ハマリ役のニコラス・ケイジはなんともいえないいい味を出しているし、
混沌として皮肉と不条理に満ちていて、面白そうなのですが!
たいくつでした。。。
いえ、端々でニヤリとさせられて、面白いといえば面白かったのですが。
ドラック妄想でのイグアナ使いのセンスは、最高だと思います。
ほとんど人格崩壊していて、あらゆる悪行にまみれているにもかかわらず、
何故かギリギリのところに正義感もしくは人間性らしきもので踏みとどまっている
不可解な悪徳警部補をニコラス・ケイジが素晴らしく好演しています。
悪行三昧のジャンキー悪徳警部補なのに、なんだかかわいらしいし、
ラストは、なんともいえないほのぼの感に包まれます。
けっしてツマラナイ映画ではないし、ニコラス・ケイジ的に必観で、
観て後悔はないですが、どうも私とは波長が合わない映画だったようです。
かなり、途中うとうとしてしまいました。
まあ、疲れてもいるのですが。
【BAD LIEUTENANT: PORT OF CALL NEW ORLEANS】2010アメリカ
リメイク版の方が脳天気で明るい雰囲気と言う印象でした^^