デス・リベンジ
- カテゴリ:映画
- 2011/07/15 23:25:45
今年2作めの自宅鑑賞。
主演がジェイソン・ステイサムだからか、B級バイオレンスな邦題を付けられていますが、
B級の剣と魔法のファンタジー映画です。
原作は、マイクロソフトのアクション・ロールプレイング・コンピューターゲーム
『ダンジョン・シージ(Dungeon Siege)』
愛する家族と実直な生活を送っていた農夫(ジェイソン・ステイサム)は、
ある日、突然、村を襲撃してきた怪物たちに息子を殺され妻を攫われます。
愚鈍なはずの怪物たちが徒党を組んで次々に村を襲いだした裏には、
王位簒奪を狙う出来の悪い王の甥と悪い魔法使いのたくらみが・・・。
主人公はファーマー(農民)と呼ばれています。
ナカミのないありがちストーリーで、いちおう奥行きがありそうな雰囲気はありました。
ゲームを知らないので、ゲームイメージからのキャスティングなのかも不明ですが、
ジェイソン・ステイサムである必要はないというか、あまり彼の魅力は生かされいません。
でも、こういうジェイソン・ステイサムも、たまにはいいかなと思います。
農民役がまるで似合っていませんが、ファンとしてはご愛嬌で楽しかったです(笑)
「ロード・オブ・ザ・リング」等どこかで観たファンタジー映画なシーンが満載です。
高額でなくてもそれなりの予算はあったようですが、そもそもマネしきれていません。
それでも、なかなか楽しかったし、サルマネや劣化版というより、
大好きだから作ってみたかったんだという感じがして、なんだか好感があります。
ただし、あまりにも長すぎ。
せっかく撮ったからには使いたい気持ちはわかるけど・・・。
何も考えずファンタジーに浸ってウトウトしながら観るのにとてもいい感じでした。
第29回ゴールデンラズベリー賞、最低監督賞受賞と最多ノミネートに恥じない作品でした^^
【In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale】2007ドイツ・カナダ・アメリカ