高校の思い出?
- カテゴリ:日記
- 2011/07/13 20:04:57
……なんかふと思い出したんだけど、
高校生の頃、授業中限定で(ココ重要)、なんだか不意に座っている椅子を
前後にがたーん、がたーんと揺らすのをやめられなくなることがあった。
決してやりたくないの。静かに大人しくしていたいの。
なのに始めちゃって、始めると止まらないの。止めようとするとかえってひどくなるの。
一応優等生で通ってたからかな、先生も見て見ぬふりしてたけど。
中学の終わりくらいから、自意識過剰をこじらせ対人恐怖を発症し、
指されても間違えるのが怖くて声が出ず、(それ以外の会話は普通にできた)
人との距離の取り方が分からなくなって友達もできず、
休み時間もずっと一人、弁当を食べるのもいつも一人で、
大抵の日を、学校にいる間一度も声を出すことなく過ごして、
ひたすら本を読むか、ノートに妄想の物語を書きつづっていたあの日々。
(周囲には、休み時間もノートに向かうものすごいガリ勉と思われてたらしいよ)
あの頃は自覚してなかったけど、それなりのストレスだったんだろうなあ。
周囲の人間が、自分が何か失敗したが最後、
あげつらい嘲笑する白い目の集団に見えてたんだから当たり前か。
周囲の目を意識しすぎて、かえっておかしな行動をとることもあったなあ。
そう言えば、たまに自分の中に溜まった何かが決壊して、
布団の中で一人泣くようになったのもこの頃だったわ。
あの頃にこの対人恐怖とか自意識過剰とか諸々の問題を解決しておけば、
自分の人生はだいぶ変わっていたと思う。大学に行けなくなったりしなかった。
まあ、なんとなく、あの日々が自分の創作の原点なのも感じてるので
それを改善してしまうのがいいことだけなのかは複雑だけど。
て言うか、対人恐怖症を発症したのはたぶん高校だけど、
他人に自分の失敗を見られるのが怖い、笑われるのが怖い、
いつも白い目に見られているような気がする、心を読まれているような気がする、
ていう自意識過剰は、覚えてる限り、物心ついた頃からずっとなんだよなあ?
失敗を見られるのが怖いから、失敗の連続である努力や練習ができないし、
失敗するかもしれないことには挑戦できなくて、完璧にできることしかやりたがらない。
誰もいない筈の部屋の中でも、白い目を意識してかっこつけてる自分に気づいたりする。
なんでこんな人間になっちゃったんだろうなあ。覚えてもいない昔に何かあったのか。
この自意識過剰は、きっとあらゆる面で、私の可能性を摘んできた。
白い目が幻想なのはもう分かってる。恐怖は消えないけど。
なんとかならないものかしらね。