私達はこの間に自分達の事がばれてない事を確認、無事に卒業して進学する事を確認。
私も含めて３人が私は４年大学、後は短大の推薦を狙っていた。此れは点数だけでどうにもならない。特に女子短大は素行が大きく影響した。

HRで「何かクラスのみんなに言う事は無いのか！」の担任の声に「迷惑と心配をかけました。すみません」と頭を下げた。
髪の色も元に戻って、化粧もしてなかった。

「クラスのみんなも全員で今回の事を話合うべきだ！」と担任。「このまま、知らん振りしてなかった事にしてしまうのか！」とかえらく興奮している。

「私達が受け入れられなくて、当然だと思います・・・。」と力なく言うやや親友だった子犬軍団の子。
黙ってうつむいたままの転校生。

気まずい雰囲気が流れる。其処へ一人が手を上げた雑種猫軍団の一人である。「私達は彼女達を受け入れたいと思います。以前と変わりなく、接したいと思います」
子犬軍団の一人「私もそう思います。彼女に対する気持ちは以前と変わってません」
「本当にそうなのか、それよいと思うのか！みんなと同じ席についてよいと思うか！」と声を荒げる担任。

私がおずおずと立って「たまたま、私には受験が目の前にあって、手がいっぱいで時間が無くて、それ所じゃなかっただけで、もしかしたら、私達も、別の立場なら、同じ場所に経っていたのかも知れないし、そうじゃないといいきれないので、私はクラスメートして、受け入れます」と言った。

何人かが「私もクラスメートして受け入れますし、今回の事についてはもう終わった事だから誰も一切触れないし、口にしません。」しと例の子犬軍団と雑種猫軍団が手を上げて言って・・。

後で、私達も行った事が在ると言うのかとはらはらしたと子犬軍団と雑種猫軍団は言っていたが、兎に角、担任が席に着けと言って彼女達がうつむいて座っていて、
何か言い出そうとすると一人の雑種猫軍団が「もう良いじゃないですか！私達が何も問わないし、何も触れないし、何も聞かないし、此れで終わりと言う事にしたいといっているんだから！」と言って其の希薄に、担任が「では、誰も不問でよいと言う事なのか！？」の問いに、
私達、子犬軍団と雑種猫軍団、しょぼいツッパリ軍団もひっそりと手を上げて、見るとすねに傷持つ奴ばかり。

此の構図がばれたらおしまいだと思った私は「今私達は受験でていいっぱいで、彼女達をホローする事が出来ません。問題は其処だと思います。でも、どうにも出来ない私を許して下さい」と言った。

すると顔色を変えていた受験組みが「私達も貴方達に声をかけたりする事は出来ないかもしれないし、悩みを聞く事が出来ないのを申し訳ないと思っています」と言い出して、みんな受験で今後対応できない自分を責める発言に変わった。

やや親友だった子が、「まだ、クラスメートだといってくれただけでありがたいと思ってます」と言って頭を下げて、何故か担任が男泣きに泣き出して、朝のHRは終わって、次の授業の先生が聞いていて目を赤くしていた。

で、休み時間に集まって、誰かが、「実は私達だってと言い出すんじゃないかとひやひやした」と私に言って、「私も頭が混乱して早く此の話は終わってくれと思った」と言って、兎に角、元ツッパリのパシリの子に世話になったと言いに行ったら、また休んで居ると言う。
彼女は何度も彼女らに道を踏み外さないように説教して止めていた凄いいい奴と話して、学校に来るようにみんなで行ってくれと頼んだ。

これ以上休むと彼女の卒業が危なかった。
その後、彼女と割と仲良かった人達が連日電話して、彼女は休まないで学校に来て、何とか卒業にこぎつけた。

あの後、其の後から事情を知った人達が酷い噂を広めていた。

私は三毛猫軍団に、残りの子犬軍団と雑種猫軍団はブルー猫軍団にがっちりと取り込まれて、「関わらないほうが良いと言う」忠告を受けていた。

推薦を狙っている誰かが、教師に色々言って推薦をだめにすると言うのだ。

現にしょぼいツッパリの此の一人がそれをやられた。彼女達とそれ以前から付き合って行動していたと言う噂を流されて、内定していた良い就職が次から次とだめになった。就職指導の先生が成績が悪くないのにと言っていたが、素行調査で友人の所で『停学になった生徒と深い付き合いがあった』と言う理由が出ることが解って、就職指導の先生が面倒見れないと言ったそうだ。

二人は孤立しながらも、休んだりすると、誰かが、電話をかけて、かけた事を確認した。

余り長いと私が電話をかけた。電話口で泣いていたが、例の話は厳しく仲間内で緘口令が出ていたので、業務連絡の様なぎこちない電話になった。

でも、その後二人は学校に通いだす。其の繰り返しで卒業までこぎつけた。