Nicotto Town


日記ダイアリー徒然草


小説

ユリ01「旅」

(21)

喜怒哀楽。
その言葉は私にとって重荷にしかならない。
「ユリさんには、全く以て喜怒哀楽がありません」
二年生のころ、スパルタ教育で有名な、若い女の先生に当たった時があった。
痛烈なこの一言は、確か一学期の通知表に書いてあった。
その言葉を見て、母は激怒。
あの、キンキン響く声で、学校に講義した。
でも、スパルタ先生も負けてはいない。
『全然、反省なんかしちゃいないのよ。ユリの一面しかみてないの』
母はその言葉を繰り返した。
ちょうど夏休みだったから、私は学校ボイコット何てしなかったけど。
その時も、私は怒りもせず泣きもせず。
夏休みがあけて、母の努力か、元からかは分からないが、スパルタ先生は寿退職した。
元から問題の多い先生だったのもある。
すべては一件落着に思えたが、噂が駆け回るのは早かった。
それから……。

アバター
2011/11/02 22:54
面白い展開になってきたおー
アバター
2009/11/17 17:38
あんぴサンって小説かくのうまいよね!!!
読み終わった瞬間思うよ!!!
(ゴメンね、話のことかいてなくて…。)



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