ドラマ【ブルドクター】【工藤新一への挑戦状】
- カテゴリ：テレビ
- 2011/07/09 02:09:05
【感想】初回、珠実の家庭問題、仕事上の問題、知佳との衝突、知佳の恋愛など、ちょっと欲張りな印象を受けました。まあ枠も長かったし、Ｆ１～２層向けの枠ということもあり、テレ朝にありがちな純粋な刑事ドラマやミステリーと違って、いろんな面からアプローチしたいってとこでしょうか。江角の珠実は、アメリカ帰りということもあるのでしょうか、それとも元々の性格なのでしょうか、自分が正しいと信じることは周囲がどう取ろうが貫き通す性格で、空気を読むということをまったくしない人物ですね。それがいいとか悪いとかは言いませんが、少なくとも日本では敬遠される性格。仕事上で余計な軋轢を生んでしまう可能性があります。彼女が日本でやろうとしていることは、なかなか実現は難しいので、やりたければもっと偉くなって医療界の改革を起こせるような立場になること、もしくは周囲の理解を得ながら少しずつ変えていくことが実現への鍵となると思います。ただ彼女の性格ではそれも難しい。恐らくこれから少しずつ周囲に理解されていくとは思うのですが。あと、相変わらず石原きれいでしたね。たらこ度はさらにアップしてたような気もしますがｗ 最近脇ばかりやっている稲垣は、逆にちょっと抑えすぎなんではないかと思いました。石原ともあまりカップルらしくなかったですね。主演の経験がある志田も四番手と今回は控えめですが、目立つのは目立ってましたね。江角のダンナが市川亀治郎というのはちょっと意外でした。身長もですが年齢、かなり江角の方が上じゃないかｗ 市川は歌舞伎界では女形だし、江角の方がよっぽど男前ですよね。
【感想】今回の事件、いわゆる倒叙型で、犯行の経緯から始まるタイプの事件でした。何かいろいろ無理がありましたね…。例えば扉を開けたのは岸なのに、彼が扉を開けるタイミングを見計らってカメラのシャッターを押すのは結構シビアだと思うし、ちょっとでもタイミングがずれれば、鏡に映ったストロボを見られてしまう。また例えば岸が下を向いて入ったりすれば、目は眩まない。つまりかなり杜撰な計画だったと言えます。まぁ計画性がなかったので杜撰になったと言えるかもしれないけれど、一番ないなと思ったのは、岸が実際は後から殴られたのに、目の前から男が出てきて殴られたと勘違いしたところ。鏡にはストロボが映っているはずなので、一体どうしてそんな勘違いをしたのか理解不能。坪内の余計な証言で、男を見たと勘違いしてしまったんだろうか。あと、花粉が９９％同一の物と確認するのは、たったあんだけの時間ですむのかな？ ９９％という数値からして、遺伝子検査までしたっぽいけど、さすがにあの時間では無理じゃない？ しかし坪内もバカなことをしたもので、部屋に入ったら死んでました、でよかったんじゃないかと思う。もしくは一旦死体をどこかに隠して、岸と部屋を訪ねた後に死体を運び出して山奥に遺棄とかでもよかったんじゃないかなぁ。ミステリーでは余計な小細工するから捕まるんだよ的な事件が多いですよね。あと、一体あの白い部屋は何なのかｗ 何故おっちゃんまでいるのかｗ あんだけの仕掛けを作るってことは、かなりの金持ちだよね。なんかちょっと映画のキューブを思い出しました。このドラマが何故深夜に放映されることになったのか、いろいろ分かる気がしました。
