今日2回目のぐだつれ!
- カテゴリ:日記
- 2011/07/06 07:54:35
……どうでもいいことを、しかも言葉は違ってもいつも同じようなことを、
こんなにぐだぐだと書き連ねるほど暇だとお察しください。
2日連続で、1日2回もなっがいブログ書いてるぜコイツ。
思っていることを言葉に表すと、心に穴が開く、と
私の大好きな、とある人形作家さんは仰った。
でもあえて、私は言葉にする。
心に穴を開ける。中身を取り出して、整理する。
取り出した中身を吟味し、練って、言葉にする。
ぴったりくる言葉を見つけた時の、その快感を知ってしまっている。
それに、穴が開くから、新しいものでそこが埋まるんだと思う。
……引き出しが少ないのに思ったことはすぐ書いちゃうから、
しばしば話題がなくなってコイン稼ぎのネタに困るけども。
差異について。
何に差異を感じるかは、人によって違う。
人は差異で世界を感じる。
世界は相対的。比べるから、違いが分かる。
比べるんじゃない、なんて言うのはナンセンスだ。
比べなきゃ話にならない。
ここにヘアピンが一つあることだって、
周りより黒い輪郭、テーブルより硬質な感触を感じて分かるんだ。
いかに自分が人より劣っているか、を知るためではなくて。
比べるから、私とあなたが違うのが分かる。
私とあなたが、何に差異を感じるのかが違うから、
私とあなたが違う存在なのが分かる。
差異。差異の差異。それが存在。それが心。
んで、なんでこんなことを考えたかと言うと。
みんな大して違わない顔をしたアイドルたち。
目が二つ、鼻と口が一つずつ。
一般人よりちょっと整った配置の顔ではあるかな。
それらの差異を感じて、その中の一人を好きになる人がいる。
でも私はその差異がよく分からない。だから好きになれない。
お洋服も、どんなのがセンスがいいんだか違いがよく分からない。
その代わり、ボーカロイドの声の違いは分かる。
興味のない人から見れば、みんな同じ怖い顔に見えるであろうお人形の、
個体別や作家さんによる差異もちょっとは分かる。
差異って、興味なんだ。
興味を持つから、そこに差異が、存在が生まれる。
何かアレみたいだね、森の中に木が在って。
今それが倒れたんだけど、そのことを知らなければ
倒れた木など存在しない、みたいな?
なんていう学問だったっけ。
世界の何処かには少年兵がたくさんいる、と言う事実を知らないと、
私の世界には少年兵など存在しない、というのもそうだ。
問題なのは、自分がそれについて知らないと言うことさえ知らないと、
差異を見出すとっかかりすらないんだよな。
知識より知恵が大事だ、なんて言うけど、
取り敢えず知識がないと、知らないとどうにもならないことってあるよなあ。