【あらすじ】突如現れ、ゴーカイジャーの仲間になりたいと言う男・伊狩鎧。ゴーカイジャーたちは彼をゴーカイガレオンに連れて行き、何故彼がゴーカイシルバーに変身できるのか訊ねた。鎧は、車にはねられそうになった少女を助け気を失った時、夢にアバレキラー・ドラゴンレンジャー・タイムファイアーの３人が出てきて、鎧の自己犠牲の精神に感銘した彼らから、レンジャーキーとゴーカイセルラーと３人の大いなる力をもらったと言う。しかし、大いなる力を使うには、それぞれのレンジャーキーが必要らしい。

【感想】６番目の戦士の力って、いつも反則と思えるくらい強いですよね。まぁ専用の大いなる力が３つもあるから、当然と言えば当然か。しかしこの強力な戦士が、ゴーカイジャー６人の中で唯一地球人というのも面白いですよね。鎧がマーベラスたちから認められたのは、根性が据わってて無茶をするからという理由だったように思いますが、こいつの特長は余りある正義感だと思うんですよね。地球がザンギャックから侵略されようとしている今、彼がザンギャックから地球を守りたいと思うのは当然ですが、それ以前に正義感に溢れるがゆえ、自分を犠牲にしてまで見知らぬ少女を助けようとしたのだと思います。もちろんマーベラスたちもああいう場面に遭遇したら少女を助けるでしょうが、マーベラスたちがザンギャックと敵対しているのは、必ずしも正義感から出た行動ではないと思うんですよね。過去の因縁で恨みがあり今も敵対しているのと、今現在侵略されつつある自分の星を守りたいという気持ちとは、似ているようで全然違いますしね。このまっすぐな男がこれからゴーカイジャーにどういう影響を与えるのかちょっと楽しみです。そして、相変わらずアクションシーンも凝ってましたね。特にシルバーのファイナルウェイブの時、銃を撃った後反動でバック転する流れは、少なくとも私はスーパー戦隊では今まで見たことないアクションでした。大いなる力の武器はすべてドリル系でしたねｗ 特に豪獣レックスが気に入りました！ あと私にとってはインディゴの夜の吉田吉男なのですが、長髪の田中幸太郎、かっこよかったっすね！

【あらすじ】６番目の戦士・鎧は、料理をすればハカセより美味しいものを作り、戦闘の修行をすればジョーと互角に戦うなど、何でもソツなく明るくこなし、あっという間に皆の人気者になった。しかし今まで料理当番だったハカセは、すっかり自信をなくしてしまう。買出しに行こうとしたハカセはついてこようとする鎧を追い払うが、鎧は無理やりついてきてしまった。一方ザンギャックは行動隊長ウオーリアンを地球に送り込み、ウオーリアンの力で人々を無気力状態、いわゆる骨抜きにしてしまう。ハカセたちが買出しに来た商店街の人々も次々と骨抜きに。ハカセと鎧はウオーリアンを見つけ、戦いを挑む。

【感想】ハカセっていつもこんなポジションｗ しかも何故か鎧にだけはドンさんと本名で呼ばれるのに、それを嫌がるってｗ 本名嫌いなのかな。まぁドンだけならともかく、ドッゴイヤーはね…。私はこのハカセが大好きなので、そのうち彼の事情を詳しくやってくれるのを期待してるんだけど、今までなかったっすよね？ 今まででも５人の中では、どちらかというと知能派タイプ、のはずなのに、何故か家政婦的なポジションになっていた彼。戦闘力も微妙でザンギャックからも舐められていた彼が、圧倒的な力を持つ新戦士に劣等感を抱くのは無理もない。だから今回の話はよかったですねぇ。とっても自然な流れで。そして鎧にレンジャーキーの力を集約させる力があると気づいたのがハカセだったのも、やっぱり知能派だったんだなぁと思わせてよかったです。しかし今回も最後に決めたのは鎧。あの１５個のキーが集まってできたキーで変身できるゴールドモード？はちょっとどうなのかな…。全体的なデザインはとってもかっこいいんだけど、胸から肩にかけての、夏祭りのお面屋を髣髴とさせるデザインはちょっといただけないｗ ディケイドのコンプリートフォーム以来のオーバーデコだと思うわｗ あと、骨抜き状態のマーベラスがふにゃあとか言ってるのは可愛かったですねｗ あのジョーまでがタラタラしてたのもｗ そうそう、ウオーリアンってモデルは間違いなくあの人ですよねｗ でも逆に喜んでそうだな…。ギョギョーッ、ボクがスーパー戦隊の怪人になっちゃいましたギョ！とか言いそう。