ぼくは、きみと。
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/07/03 09:05:31
どうしてきみは僕なんかと一緒にいてくれるんだろう?
僕には価値がないのに。
僕には意味がないのに。
僕にはなんにもないのに。
どうしてこんなみにくい僕を好きだと言うの?
何も返せないよ。
何も出来ないよ。
君を守れないよ。
そんな僕を、どうして見捨てないで、隣りに置いてくれるの?
どうして好きだと言って笑っていてくれるの?
僕にはそんな価値、まったくもって、ありはしないのに。
僕には自信がないんだ。
だってきみはきらきらしてて、
僕とは違う存在だから。
もっと違う人の方が、幸せに出来る。
違う人の方が、君を笑顔にさせられる。
きみは僕なんかとじゃ、つりあわない。
僕となんか、つりあっちゃいけない。
だけど、僕は変なんだ。
そんなことを思っているはずなのに。
それがいいんだってわかっているはずなのに。
君を手放したく、ないんだ。
突き放したときのきみの表情を想像すると、
とても胸が痛くなる。
僕はとても怖いんだ。
いつかきみが本当の僕を見抜いて、
つまらないイキモノだと見抜いて、
捨ててしまうんじゃないかって。
見放してゆくんじゃないかって。
それを考えるだけで、泣き叫びたい気持ちになる。
おかしいよね。
可笑しいよね。
だけど、
君が好きだと、隣りにいていいよと言ってくれる間だけは、
自分は大丈夫なんだと思う。
それが一瞬の夢の中だとしても、構わないから。
未来で後悔なんてしないように、いまだけは
大嫌いな自分を信じて、君の隣で笑っていよう。
おはようございます。
いつもステプありがとうございます。
だから02日分の愛をこめてすてぽ♥゛
今日も体調管理で
学校を休んだ僕からすてぽお届けb