Nicotto Town


きいてニコタリーナ


残念は可愛い

……なんかついっただと話題遅れで哀しいからこっちに。

1話遅れのタイバニ13話を観た。

やっぱり虎徹さんかっこいい……きゅんきゅんしちゃうわ。

ああ子持ちのおっさんにこんな萌えるなんて。

あのちょっと隙のある残念な感じからのかっこよさが堪らん。

てか、こてつさんもVY2もそうなんだけど、

タイバニを観る前とかVY2の曲を聴く前ってどっちも、

胸が苦しすぎて鬱陶しいような、面倒くさいような気持ちになる。

すごく楽しみなお出かけの前日に、明日が来ないで欲しくなる気持ちと似てる。

(ちなみにタイバニを好きになったきっかけは

好きな漫画家さんがタイバニの虎兎好きだって言ってたからなんだけど、

私もCPするなら兎虎より虎兎がいいなあ。おっさんを右にする趣味はないし、

こてつさんに夢を見てるので、「負けてやる余裕のあるおっさん」だと素敵)



昨日の私の好みからまたちょっと考えた。

こてつさんもそうだし、私って「可哀想な人」が好きだなあ。

小説、漫画、アニメ、芸能人でも、ちょっと残念な感じに惹かれる傾向がある。

鏡音リンもVY2も、決してNo.1にはなれない存在だし。

これは親近感? 同情? いや、最初は同情から始まっているとしても、

一度好きになったら燃え上がる私の性は、今は本当に彼らを愛しているのですよ。

こうして見ると、欠点と言うのは魅力でもあるのだなあとしみじみ感じる。

私は完璧主義を手放せなくて、欠点だらけの自分を晒すのが怖くて仕方ないけど、

これを越えられたら、それなりに魅力のある人間になれるのかな。



あ! 「可愛い人」と「可哀想な人」の魅力って似てることに気づいた!

「可愛い」は、幼形への賛美。まだ未熟なものを愛でる気持ち。

「可哀想」は、自分より、あるいは世間一般の基準より劣るものに同情する気持ち。

要は、どちらも未完成、若しくは瑕疵を魅力と感じてるんだ。

完璧なんて存在しない人間と言うものは、不完全にも美や快を見つけられるんだ。



私は、今までいくつも物語を作ってきたけど、

いつも、一番その物語に熱中している時よりも、

やがて別の物語に気持ちが移ってからの方が、

前の物語の登場人物を深く理解し、愛すことができる気がする。

私の分身である登場人物たちは、つい理想的に完璧にかっこいい人間に作りがちだけど、

もう少し客観的に見られるようになると、彼らの瑕疵の方が愛おしい。

つまりはそういうことなんだと思う。




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