とりあえず余談としての放射線1(長いぞ!)
- カテゴリ:その他
- 2011/06/28 01:29:10
まず、この世を物理として解釈するための出発点から。
この世は、エネルギーと粒子によって作られています。
エネルギーとは、純粋な力そのものです。
ものも何もない、力だけです。
その力が、なぜか「粒」になります。
(ここが、たぶん、最先端科学でもわかっていない部分)
粒は、非常に小さな素粒子が、たぶん、この世の最小の物質です。
電子は素粒子の一つです。
電子のもつ電気エネルギーはマイナスです。
素粒子が集まり、
中性子 陽子
ができています。
中性子は、電気エネルギーが中性です。
陽子は電気エネルギーがプラスです。
ここで注意してほしいのは「プラス」「マイナス」という言葉です。
日常で、ついつい多くの意味を持たせてしまう言葉ですが、物理としては、単純に「対の組み合わせにつかう名前」と思ってください。
意味はなくて、例えば、「左右」「上下」「南北」「東西」などの組み合わせです。
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現在の宇宙で、地球など人が身近に感じる環境では、中性子と陽子は、何もしなければ、簡単にはくっつくことはありません。
ビッグバンなど宇宙の始まりで、エネルギーと物質の関係が説明されます。
(本物の科学者でも改名できていない部分が多く、僕には理解できない世界です。すくなくとも、現在の宇宙では、粒子の固まりが簡単に形を変えることはありません)
宇宙が誕生する時に、大量の粒子が生まれ、それらがくっつき、原子核と呼ぶ粒子の固まりになり、そこへ電子が取り巻き、原子が産まれます。
さらに、原子が集まり、くっつくことで分子が生まれます。
そこからは、現在の我々の世界です。
分子がくっついて物質を作ります。
それらの組み合わせ次第で、いろいろな物になります。
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さて、さらに特別な原子があります。
宇宙誕生の最初の頃には産まれなかった原子が、星の活動で作られるようになりました。
星の爆発など、巨大な力が加わると、中性子と陽子がたくさんくっついた大きな固まりができる場合があります。
これは、原子が大きくなり過ぎて、だんだん崩壊してしまうのです。
ちょっと乱暴なたとえ話ですが、
巨大プリンを作ったとしましょう。
小さなプリンは、つついてもぷるぷるするだけです。
ところが、巨大プリンは、自分の重さに耐えられず、下がつぶれて崩壊します。
同じ材料、同じ固さでは、大きさが変わるだけでも大変なのです。
原子も、大きくなると、壊れやすくなり、ちょっとしたことで崩壊します。
ウランがその代表です。
つづく
「図解しない」という変なテーマでブログを書いているので、こうなっちゃってます。
できるだけ言葉だけで表現してみると、自分で理解しているかどうか、自己判断できると思ってます。
改めて、図解を作ってみて、うまくいったら、もっとわかりやすいブログがかけるかな。
日を開けて読みなおしてますが・・・
でも、プリンはわかる気がします・・
とりあえず・・
明日からしばらく「2」を何回か読んでみますね
ありがとうございます<(_ _)>