ブスを利用して美人に貢がす。苦労編２
- カテゴリ：30代以上
- 2011/06/23 04:52:34
で、其の台本が漢字だらけで読めない。
私は現国の教師が中高共嫌いな教師に当たって、まともに勉強してこなかった。
特に高校に入ってからの教師が露骨にエコひいきをする教師で、其の前に先輩達に嫌と言う目に合わされて、泣かされて、辞めると言う噂を聞いていたので、２年目は居なくなるのかと期待したが、一部のひいきされている生徒に説得されて、其の年も引き受けて、教科書など、学校以外は開かないから、そのまま本屋の棚に入れておくと売れるぐらい勉強をしてなかった。
だから其の漢字だらけの台本が読めるわけが無い。
「素気ない返事」→「ソキナイ返事？」（化学反応か？）
「挙動不審な態度」→「拳法の拳という字だ。動くだから、殴りかかるんだな？でも次は解らない。殴った後、どうするんだ？」
（だめだ、何を言ったらよいのか、何をしたら良いのか、解らない！）時間だけが経っていく。
そこで、私は誰かを探して、とりあえず、読んでくれる様に頼むしかないとおもった。
誰も通らない・・・・。
ふと見上げると、其の汚い建物のやっと私が背伸びすると手が届く所に窓が開いている。
私は背伸びして窓のうちに手を伸ばすと懸垂で顔を出して覗く。
人が通っている。
「すみませ～ん」で力尽きて降りる。
２度ほど繰り返すと気が付いて来てくれた学生が窓から顔を出して私の存在に気が付いてくれた。
見上げながら台本を振って、漢字が解らないので読んで欲しいと妹がいつも大人にやる、あの自分だけ可愛がられる卑劣な態度をまねてみる。（目をきらきらさせて、ニコニコして、純粋無垢に見せて下から見上げる奴）
（私には通用しないから、取らないが、大人には取って、妹が悪くてもいつも怒られるのはわたしである。丁重に経過と理論的に説明しても、理屈ではお前が正しくても、お前は力がある年上だから、「お前が気をつかってやれ」で力がある年上が折れる特殊技）を年上で男（私より力がある）だし、今出す奥義だ！とやってみる。
ちょっと困った顔をした、其の学生が、「時間がないんだけどなぁ・・・」とぶつぶつ言いながら、「どの漢字だ？」と手をだす。私は背伸びして台本を広げて、解らない漢字をいくつか指を刺す。
其の台本を読んで、「此れは何だ？」と聞いてくるけど、「言わないと漢字を教えないぞ」と言うので時間が無いので手早く、私が引き立て役を引き受けて、彼女が好きになった男を攻略するための台本だと説明する。
男子学生の笑い声。台本を読んで腹を抱えて笑っている雰囲気。
で、漢字を教えてくれて、意味が解らない漢字の意味も教えてくれて、彼女が来るまでに暗記しなきゃならない私のために読み合わせもしてくれた。
私は内心妹の使っている必殺奥義の技を会得したとおもった。
更に、「来た！」と言う私に、其の学生は乗り出して、誰かを確認して言った。
「あいつなら、こんな台本使わなくても成功するよ。いつも「もんもん」としているから」
「『もんもん』？？それ、何？」「お前はまだ知らなくて良し」と丸めた台本で頭をぽんとたたかれて、台本を返された。
で、必死に頭の中で覚えたての演技をしたが、まるで私の演技と関係なく、話は二人だけで進み、あっさりと「友達からお付き合いをする」と言う事に。
帰り際に彼女は涙をうっすらと浮かべて、喜んでいた。
彼女は本気で一目ぼれをした様だ。
他のロシアンブルー猫軍団は其の大学のイケメンが居る軽音の連中が他の学校の生徒にも同じ様に振舞っているのでプライドがくすぐられたようだ。
まあ、大学の軽音のバンド側からすると誰もが切符を買ってくれる大切な客なわけで、切符を買ってもらう為に誰にでも優しく丁重にニコニコと対応するが普通であるのだけどね。
で、其処を自分達は特別よと言うのを他の人たちに知らしめるために、何と、雑種猫軍団（成金軍団）から、特別に可愛い子を引っこ抜いて、しゃべると柄の悪さが出るので、何も言わないで側に居るように指示して、歩き方もずったずったしていたのを教制して、アクセサリーとして、つれて行って、私が反感を持たせて、自分達に見せ付けに親切にするように仕向ける作戦なわけで、其の美容室で磨けば光り輝いた玉も、私も、他の人たちより自分達が多く目をかけさせた事が其のバンドの他の取り巻きに見せ付けられた所で、飽きて終り。
息子のベットの下のエロ本もそのまま、見なかったことにしているから。
アンケート調査員？ そっちの方が解らない。
私の様な乙女には、解らないことが多すぎる・・・・。
「もんもん」もタトゥーの事にしておこう。
「もんもん」とは、「男が欲求不満を解消する術もなく、一人妄想の世界に漂う様をいう。」by ツツム辞典。
のたもたさんは、プラス方向のトラブルシュータだけど、
ツツム学生時代は、当時はやったアンケート調査員に引っかかった奴の後始末役、結構楽しかったよ。＾＾
今の人たちは知らないだろうな。（遠い目）
私としては、「もんもん」の意味は解らないが、山岳部以外のストライクゾーンが割りと広い所を見つけた気分。
でも、後で結構其の大学に行っているお兄さんを持っている妹が同じ学校に来ていて、安易に入ってくる場所じゃないとの事。頭が狂っているのも居るんだって。「きつ～く、言っとけ」とのおたっしが在った。
女子短大に入ってからで十分間に合うから、女子高校生が焦る必要なしと、今の傾向に対して厳しく注意をされてみたいで、半べそをかきながら、クラスのみんなに一人ずつ見たいな感じで注意をして回っていた。
軽音はライブの切符を売るのが目的で、実際はイケメン達は当然ながら女子短大とか、同じ大学にとっくに彼女が居んだって、でもライブの切符を裁く為に表に出てこないんだって。（内緒だった見たい）
彼女が「もんもん」の彼と別れる時もつき合わされたけど、彼女は彼女なりにまともだったよ。
勿論とうに関係が出来てたけど。本当の意味で彼がすきだったのだと６年後に思った。
彼女は高校を卒業と同時に父親の関係で海外に行くことに、４～５年は帰って来れないくなった。
単身赴任が今は当たり前だけど、家族の施設を用意されてのプロジェクトらしく、当時は何だか解らないが、日本がそう言うのに、海外協力に入っていった時代の走り。
よく解らないんだけど、向こうのやり方で、家族は本部のあるヨーロッパのどこかに住んで其処の学校に留学。父親は近隣のどこかの国の技術協力をして、決められた休暇で其処に帰ってくるシステム。
当時は日本独自のシステムができてなくて、海外のシステムに乗っかった感じで、家族ごとの数年間の引越し。
彼女の本音は５年間自分を待って欲しかったみたいだけど、頭の良い彼女は考えに考えて、それをしてくれるのを彼女が別れると言って、彼の口から「帰ってくるのを待ってる」の言葉を聞きたかったみたい。
例の寂れた遊園地で私は彼女の付き添い。向こうは感じを教えてくれた見覚えのある男が付いてきた。
突然の別れたいと言う呼び出しで向こうが物凄く同様していて、大変だった。怖かったよ。
所が詳しく訳を言うとあっさりと納得「待っている」の言葉なし。
彼女、私と二人になった時に泣いて泣いて大変だった。
「こっちも『むんむん』だから平気！」なんて言うわけないか。
高校生だもんな。＾＾