WAR/サントラ
- カテゴリ:映画
- 2009/04/27 23:35:52
昨夜の子守唄代わりの一枚。
邦題「ローグ アサシン」 【War】2007アメリカ
アメリカでのチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの激化する抗争を背景に、
暗殺者(ジェット・リー)とFBI捜査官(ジェイソン・ステイサム)の因縁の対決を描いたサスペンス。
もしかしたら暗殺者ローグのシリアスなドラマになったのかもしれないけどそうじゃない、
突っ込みどころとトンデモ日本が満載の、なんだかびみょうな映画でした。
私は「キル・ビル」は楽しかったけど、この映画のトンデモ日本は、なんだか痛い感じ・・・。
暗いトーンの映像と盛り上がるBGMに反して、かわいた笑いしか出てこないシーンが多くて、
ジェイソン・ステイサムはかっこいいんだけど、映画にはちょっと付いていけませんでした。
音楽とアクションの組み合わせはかっこよかったので、なんだかもったいなかったです。
音楽は、ハリウッド若手コンポーザーのブライアン・タイラー。
『タイムライン』、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
最近だと『ドラゴンボール エヴォリューション』を手がけています。
いつもなら映画を観るんだけど、私に向いていなそうなのでこれはどうしたものかとやや悩み中です。
このサントラは、現在、私がiTUNESでダウンロードした唯一のアルバム。
iTUNES限定のスコアコンプリートバージョン(全25曲) CD版はスコア17曲に歌モノが5曲。
CD版アルバムジャケットは向かい会うジェット・リーとジェイソン・ステイサムの横顔なのだけど、
iTUNES限定版はシンプルにメタリックな文字で「WAR」
ロンドン交響楽団の演奏に打ち込みを加えたアクション・スコアで、派手さはあまりないです。
”限定”の魔力ととiTUNESでダウンロードしてみたかったのもあって、映画を観た勢いでダウンロードしてしまったけど、
最初は、あらためてサントラだけ聴くと映画よりもだいぶ地味に感じて失敗したかなーと思ったけど、
けっきょくとてもよく聴いています。
このアルバムを聴きながら、少しサスペンス小説を読んで、そのまま就寝~が気持ちよくて好きです。
その昔芸能山城組のAKIRAの音楽集でえらい悪夢を見たことがあります。
ワルキューレの騎行で目覚めたら戦争が始まっていたことも。
夢見が悪い、寝覚めが悪いのは、後を引きます。