本棚。23
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/17 23:59:15
ネタばれあるかも? ご容赦を。 他に言いようが・・・。
「容疑者Xの献身」
著者・東野圭悟 出版・・・・文春文庫
天才数学者が、惚れた女が犯した殺人を、隠し通そうとする話。
読み終わった後、ああ、って思ったのは・・・
親友の物理学者が探偵っぽいのに、関係者を集めて「さて、」と推理ショーしてくれませんでした! (多分期待するトコ違う。
実は数学者が裏で、女が殺人を犯すように仕向けたか!? もしや女の新しい男が濡れ衣をかぶる事に!?
・・・とか想像してたら、真相が見抜けませんでした(笑)
「彼は殺人という方法は絶対に選ばない。なぜなら合理的ではないからだ。
逆に理論的でありさえすれば、どんな残酷な事もでも成し遂げられる人間だ。」
で全てが表されてると思います。
「イニシテーション・ラブ」
著者・乾くるみ 出版・原書房
読みやすくて、なんのかんの言いながら最後まで読みました。
恋愛観に共感できなかったので、熱烈にとは。。。
イニテーション・ラブ 絶対の愛はないのだと理解する初めての恋愛。子供から大人になる通過儀礼。
・・・「永遠に好きだとは言い切れない。」と最初から言い切った私には、一生通ることがないようですw
けれど、絶対はあります。そして「今この瞬間、この思いは、永遠」です。思い出は写真のように。
紹介になってませんね、これ(笑)
上手く盲点を突かれて驚きましたね^^* って本作の言葉そのものですが(笑)
やばいぐらいすごいですよね!!
それは良かったですw どうしてもダメでしたら、毒とならぬようほどほどに。
いってらっしゃいませ♪
図書館に足を向けてみたくなりました。
久々に一日で読める本に出会えて幸せでした(笑)
悪い例を知ることは良い例を知ることだと思います。不幸を知らない人は幸せを知らない、みたいな。
でも悩むのも楽しみの一つですよね^^ もし気が向きましたらv
>恋愛観に共感できなかったので、熱烈にとは。。。
やっぱり恋愛モノってそうなりますよね。
そうなりそうで、まだ読んでないっていう・・・
うーん、どうしようかなあ・・と、まだ迷っておきましょう