Nicotto Town



トゥルー・グリット

今年16作目の映画館鑑賞

コーエン兄弟監督、製作、脚本による1969年の西部劇映画『勇気ある追跡』のリメイクで、
チャールズ・ポーティスの同作品の原作小説の再映画化。
私は、69年の西部劇も原作の小説もどちらも知りません。

父を殺し逃亡した男チェイニーに法の裁きを受けさせることを決意した14歳の少女マティと、
マティが雇った片目で酔いどれのトゥルー・グリット(真の勇気)を持つ老連邦保安官コグバーン、
別の罪でチェイニーを追い続け西部へやってきたテキサス・レンジャーのラビーフ、
広大なインディアン居留地で、奇妙な3人組による追跡劇が始まります。

ヘイリー・スタインフェルド(マティ)、ジェフ・ブリッジス(コグバーン)、
マット・ディモン(ラビーフ)の配役も素晴らしい個性的なキャラクターが織りなす物語は、
良質の児童書のようであり、また、9.11以後のアメリカであるが故の映画になっていました。

クライマックスでは、ぐすぐすに泣いてしまいました。
瀕死のマティと共に見上げたあの美しい夜空を、たぶんずっと忘れないだろうと思います。
自分自信が望んで招いたことの、正義が行われたことによる結果の、その犠牲と代償を
すべてを受け止めて生きてきたのだろう大人になった主人公の最後の姿が胸を打ちます。

★★★★★【True Grit】2010アメリカ

アバター
2011/06/15 20:36
>tkgさま いい映画でしたねー^^
アバター
2011/06/14 17:10
あぁっ!マティの成長の物語でもあるんだ
いま気がついた^^

いい映画でしたね♪



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