✪遊園地 9
- カテゴリ:30代以上
- 2011/06/13 16:30:03
その素晴らしい音楽にしばし足を止めた。
頂上にたどり着くと、
丸い広場の中央に黒い服を着た動物たちが集まってる。
それはそれは美しい音を出している、
ゾウにキリンにサイにライオン・・・色々な動物がいる。
不思議な事に動物たちは楽器を持っていない、
だけど美しい音が聞こえるのはなぜ?。
近くによってもっと見たくなった、
動物たちは満月に向かって吠えいてるのだ。
そぅ、口がら楽器のような音を出しているのだ。
さらに私は足音を忍ばせて歩いていく、
「ここね、私たちの席は」
サラが招待状の№を確認した。
そこは草の上の絨毯席だった、
あまりの綺麗な音に前ばかり見てたせいか周りの観客たちが眼に入らなかった。
うぅん・・はいらないのは当然だ、ここに来てるすべての人が寝てるのだから。
隣席でも別の人間がやはり同じように草の上に・・半分埋もれて眠っていた、
「あちらにも・・・ほら、その隣も」
よく見ると丘の上の広場は、
気持ちよさそうな寝息をたてて眠っている人でいっぱいだった。
「満月夜コンサートは、こんなふうに寝ながらそれぞれの夢の中できくコンサートなの」
「えー!! 寝ちゃったらコンサートなんて聞けないじゃん」
「今、子守唄のような音楽が聞こえるでしょ」
「うん」
「これが夢の中に入ると演目が変わるのょ」
私は横になり絨毯のような草の上に横たわり、体を草の上の沈めた。
私はすぐに夢の中に入った・・・、
すると今夜の演目のプログラムアナウンスが流れてきた。
まず一曲目「遊園地における30度の謎」、
二曲目は「失われた思い出の世界」なんか妙なタイトルばかりだな。
私たちがここまでくる事を知っていたかのような音楽のタイトルだ、
夢の中でこんなの意識がはっきりしているなんて不思議だけど、
もぅ考えるのはよそう。
私はその流れてくる音楽を楽しんだ、
左手にはほのかにサラの手の温もりを感じている。
ぼんやりとした意識の中で誰かが何かをつぶやいている、
いゃ・・それは歌なのだろうか。
夢の中なのにはっきりと、その声をきいた。
わたしはあなたを探してた
生まれた時から ずっとあなたを
世界の半分 月の裏側
たどり着けない 時間のむこう岸
わたしはいつも とても淋しい
生まれた時から たぶん死ぬ時まで
さぁ・・・薔薇のダンジョンに 来て
「・・・・・あ!!、聞こえたょね」
「うん」
私とサラは起き上がり薔薇のダンジョンに向かう事にした。
さては南京玉簾。
今回のテーマは終わりのない物で考えました、ぐるぐる回る乗り物は止まりはするけど永遠に続く。
ラストに向かって進んで行きます。
今回、余り自意識の感情移入せずに、すっと入れたよ。
(そーゆー,自分の状態だったんでしょう)
きみはサラの手に触れられたんだね。
遊園地回想が始まって、やっと、めくるめく驚きの中で
サラの柔らかなぬくもりを感じられたんだね。
そのつながりで元来の深まりが増せたんだね。いいなぁ。いいことだなぁ。。
ところで〈ダンジョン〉っていったら・・。
続きが急にコワくなってきたでし。。
マイペースでいきまっしょい。
バック・グランドミュージックーーーーテケテケ。
グースカーピ~~~。
今度は何を書こうかな~~~。
探し物って・・中々見つからない物なんでし。
主人公はちゃんといますから・・・でも、本当は読んでるあなたが主人公なんでし。
音が聞こえてきそうなお話でした♪
なんとなく静かに待ちます
生まれた時から探していたものを、太郎は持っていたんだね。
魔物からちゃんとサラを守るんだよぉブラボーさん!
ぁ、太郎かw
もう、主人公ブラボーって名前にしようよw
ぐっすり眠りました。
行き着くことはできますょ・・・問題はどこへ向かうかですから。
やっぱり淋しいだけなのかなぁ〜〜??
う〜〜ん。
イイですね~~不思議な世界が向こうからきちゃいますょ。
って思いますた^^
壁に耳あり、でしね・・・・。
悲しいっ!
何かの物音で起きる事ってありますよね。
私はロープレは苦手なんでし、いゃ…出来ないと言った方がイイでしょ。
風変わりな小話にお付き合いありがとう御砂利マシュ。
そりゃあー現実でしょ・・・記憶にあるすべての物は、そうなんでし。
忘れ物はとりに戻ればいいんでし。、
ガーゴンガーゴンと工場のような音がして目が覚めたら、
親父のイビキでした・・・
白い雲を眺めていた 頃を 思い出しました。
ロールプレイゲームの様ですね。
心が 切ないかも^^
そういえば小さい頃に、夜になると家の外が宇宙になっていて、窓から外に出ると身体がふわって浮いて宇宙遊泳できる夢をよく見ていたの思いだしたわ。
でもね、それが夢なのか現実なのか・・・今でもよくわからないの。
美しい曲なんか聴いた日にゃあ
爆睡しそうじゃねっ!!
私も忘れかけてたものを思いださんといけん時が来とるんかもしれん(^^♪