Nicotto Town


ピーターパンとさようなら*


泣き虫少女と約束は。




何も恐くなんてなかった。

だって私には君がいた。

誰にも負けないと思ってた。

君が一緒なら無敵だった。


だからかな。

私は泣いた記憶がないんだ。


たくさんの思い出を置いて、

君が消えてしまうそのときまでは。


君がいなくなった。

そんな理不尽な

現実を受け入れられなくて。

受け入れたくなんかなくて。

私はただただ、泣いていた。

今まで泣かなかった分の利子つきの涙が、

自分の意志に反抗するみたいに溢れ出してきた。


止めようと思っても、止められなんかしなくて。

笑おうと思っても、歪んだ表情しか出来なくて。

 

「 キミの笑顔が好きだ。 」

そう言ってくれた君を思い出して

また泣いてしまう。


「 だから、いつも笑っていてよね? 

          ╾╾╾╾╾╾╾╾たとえ、僕がいなくても。 」

哀しそうに微笑む君の、

言葉の意味を見抜くことが出来なくて。




ごめんね。

約束、破っちゃった。

私は、こんなにも弱くて脆い。

一人になって、気づいたよ。

もう、笑えないかもしれないね。

もう、笑わないことに決めたから。

君がいないのなら、意味なんかないから。

笑うことなんて、出来ないから。

ごめんね。

約束、これから先は、守れそうにないよ。

アバター
2011/06/18 08:19
⇒サリナ 様。

もう笑わない。
そんなことでは、君は喜ばないことは知ってるけど。
でも、無理して笑うのは、出来ないよ。
アバター
2011/06/15 19:48
切ないです(>_<)



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